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急速に伸びるShopifyの売上規模とは?日本と世界の売上などを徹底解説

コロナによる影響も相まって、急速に増えているネットショップ。そんな中でもマルチチャネルコマースプラットフォームとしてShopifyが急速に伸びています。

Shopify Magazineは、Shopify店舗を出店されている方やこれから出店しようとしている方のメディアですが、今回は少し紹介する目線を変え、世界175ヵ国で170万以上に導入されているShopifyの企業自体の動向などについて、まとめてみました。

Shopify店舗の方で、お店の売り上げを上げる方法が気になる、という方は、こちらの記事などを参考にしてみてください。

ShopifyでEC運営を始めてみて「なかなか集客できない」「そもそも何をすればいいかわからない」というお悩みを抱えている方には、成果報酬でEC集客のプロがEC運営をサポートする集客ブースターがおすすめです。
ぜひご確認ください。

2020年グローバルでの売り上げ動向

ここでは、グローバルでの売り上げ動向などについてチェックしていきましょう。
2020年の第四半期決算発表での情報を元に解説していきます。

2020年売上高

早速、2020年第四半期決算発表資料のデータを見てみましょう。

[Shopify Q4 2020 Financial Results Conference Call Presentation]より引用

2020年10~12月期売上高が前年同期比94%増の9億7770万ドル(約1,065億円)だったと発表しています。
また、2020年においても、前年比86%増の29億2950万ドル(約3,193億円)と、驚異的な伸びを記録しています。
※1ドル=109円換算

数字を見る限り圧倒的な伸び率を誇ることが分かります。

マーケットシェア率

また、アメリカのマーケットのシェア率においてもAmazonに次いで2位になったと発表しています。

急成長をしながら、Amazonを追いかけています。

[Shopify Q4 2020 Financial Results Conference Call Presentation]より引用

Shopify上の流通額について

続いては、Shopify上での流通額です。
流通額は、「流通取引総額(GMV」の略で、ECサイトなどでは良く使われる用語です。

GMVはGross Merchandise Valueの略称で、流通額とは、プラットフォーム上や各店舗などで実際に売り上げられている商品の合計金額となります。

[Shopify Q4 2020 Financial Results Conference Call Presentation]より引用

そんなShopifyの流通額ですが、2020年10~12月期では、94%増の411億ドル(約4,479億円)を記録しています。
2020年においてもが前年比96%増の1196億ドル(約13兆364億円)を記録しています。

日本市場の動向は?

グローバルで急拡大をしているShopifyですが、⽇本法人も存在します。
そんな、Shopify Japan株式会社が発表した2020年の日本市場の動向を見てみましょう。

日本国内の成長率

先ほど説明したShopifyの流通額の具体的な数字までは分かりませんでしたが、2020年の流通額(GMV)は、前年比323%増だったと発表されています。全体が96%増だったことも驚きですが、日本国内の急成長がうかがえます。

また、出店者数もかなり急成長しています。こちらも前年比228%増とかなりの伸びがうかがえます。

日本国内での新規出店ブランド

Shopify Japanの発表による主要な新規出店ブランドは以下の通りになっています。

メジャーな企業などが自社ECなどを展開するなど、Shopifyが日本国内でもプレゼンスを上げている事が良く分かります。

Shopifyは今後も成長していくのか

株などの投資をしている方でなく、出店をするかどうかを検討していく方々にとって気になるのが、今後もShopifyが成長していくのか、についてではないでしょうか。

Shopifyには、Shopifyアプリと、Shopifyパートナー制度というものがあり、それぞれでShopify全体のエコシステムを形成しています。

[Shopify Q4 2020 Financial Results Conference Call Presentation]より引用

Shopifyアプリは、Andoroidアプリや、iOSアプリなどをイメージしていただくとわかりやすいのですが、Shopify上に公開できるアプリの事です。

スマホアプリと同様にそこで収益を生み出すことが出来る為、日本国内でも日本語アプリが出るなど、アプリ数が非常に増えてきています。

また、Shopifyパートナーは、新しくShopifyでECサイトを構築したいと思っているお客さんをShopify側から紹介してもらえたり、Shopifyのテーマ、アプリの開発・販売などを行うことが出来るようになる制度です。

詳しくは以下の記事を参照ください。

まとめ

今回はいつもと視点を変えて、Shopify本体の動向について記事を執筆させていただきました。

Shopifyのビジネスモデルは本当に良く出来ています。
Shopify本体と店舗はもちろん、関係するパートナーなども巻きまれたくなるエコシステムが形成されている事から、これからもまだまだ日本国内での急成長は続くのではないでしょうか。

更に最新の資料や動向などを知りたい方は、Shopifyの投資家向けページをチェックしてみてはいかがでしょうか?