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Shopifyのお問い合わせフォームをカスタマイズする場合の注意点

  • 2021年7月15日
  • 2022年3月29日
  • WEB接客

オンラインショップにおいて「お問い合わせフォーム」はユーザーと企業が直接やりとりできる数少ない窓口の一つです。

そのため、ほとんどの企業がオンラインショップ内にお問い合わせフォームを設置しています。

しかし、オンラインショップに力を入れていない企業のお問い合わせフォームはとりあえず設置しただけのユーザーにとって使いにくいフォームであることも多いです。

shopifyには標準でお問い合わせフォームが設置されていますが、入力項目が少なく物足りなく感じている方もいるのではないでしょうか?

今回は、そんなshopifyのお問い合わせフォームをカスタマイズする際の注意点などを詳しく解説していきます。

Shopifyはお問い合わせフォームをカスタマイズできる

実は、shopifyのお問い合わせフォームは自分でカスタマイズすることが可能です。

カスタマイズ方法は大きく分けて三つあります。

  • プログラムをコーディングする
  • Shopifyのアプリを使用する
  • フォームを作成する為のツールを使う

の三つがあります。特にツールを使う方法は専門的な知識を必要せず、サーバーへのインストールなどの手間も無いのでおすすめです。

お問い合わせフォームで注意すること

お問い合わせフォームをカスタマイズするにあたり、注意するべき点がいくつかありますのでご紹介していきたいと思います。

この注意点を無視してカスタマイズをしてしまうと、逆にユーザーにとって扱いにくいものとなってしまうのでチェックしながらカスタマイズを進めていきましょう。

なるべく項目数を減らす

お問い合わせフォームで入力する項目が多いとユーザーがめんどうに感じてしまい、サイトを離れてしまう確率が上がってしまいます。

そのため、不要な項目は削除してユーザーがストレスなくお問い合わせができるようにしておきましょう。
項目数の目安は5つくらいがベストですので参考にしてみてください。

入力の手間を減らす工夫

ユーザーの手間をさらに減らすため、入力時の操作をなるべく減らすことも大事になってきます。

氏名やメールアドレス、電話番号などを入力する際、入力窓が分かれすぎているとユーザーが行う操作が増えるのでめんどうに感じてしまいます。
ですので、氏名やメールアドレスをなるべく一度に入力できるようにしたり、電話番号のハイフンを不要にしたりなど色々な工夫してみましょう。

必須項目と任意項目の使い分け

お問い合わせフォームの入力必須項目と任意項目を明記するとユーザー目線の使いやすいフォームになります。

必須か任意かどちらかわからない状態だと、入力した後にエラーが出た際にどの項目がエラーになってしまっているのかユーザーはわかりません。

最後まで入力したのにエラーが出て、さらにどの項目がエラーになっているのかわからないと、ユーザーにとってかなりのストレスになってしまいます。

全角半角対応

データ入力の際、全角と半角を指定するのはおすすめできません。

全角と半角を変換する作業はとても面倒な作業ですので、ユーザーの離脱率に影響してしまいます。

さらに見た目上ではわかりにくい場合もあるのでエラーが発生する可能性も高くなります。
こういった理由も離脱率の上昇に影響してきます。

エラーが出た箇所はわかりやすくする

フォーム入力後エラーが起こった際、エラーの箇所がわからないこともユーザー側のストレスとなってしまいます。

エラーの場所を明確にすることで修正してもらえる可能性が高くなり、結果的にショップを利用してもらえる可能性が高まります。

エラー理由を明記する

また、エラーの理由を同時に明記することができればユーザーの離脱率を大きく下げることができます。

エラーの理由として、半角と全角のミスや使用不可の記号の使用などが挙げられますが、これらは見た目ではわかりにくく修正するためにじっくりと入力内容を見直さなければなりません。

オンラインショップを利用しているユーザーはそこまで購入意欲が高くない方が多いため、こういった作業を面倒と感じ離脱してしまいます。

確認画面の設置

送信確認画面が無いと誤った情報を送信してしまう可能性が高くなり、結果として企業・ユーザーどちらにもデメリットが生じてしまいます。

企業側は、間違った情報を送信されてしまうとデータの収集が正確に行うことができなくなってしまいます。これは情報を元にして様々な対策を行っているショップにとっては大きな問題になります。

ユーザー側は確認画面があるものと思っている方も多く、いきなり送信されてしまうと不安に感じる方も出てきます。

また、メールアドレスなどを誤って入力してしまっていた場合、お問い合わせの回答がいつまでも届かず、そのままショップを利用しなくなってしまう可能性もあります。

送信後のアクション

送信後になにもアクションが無いとユーザーは本当にお問い合わせが出来ているのか、サイトからの返答を待てばいいのか、他に必要な手続きはあるのかなど、不安を抱いてしまいます。

ですので、送信完了をしっかりと表示させることはユーザーに安心感を与える大事な要素になると言えます。

さらに、送信完了画面にキャンペーンなどの有益な情報を載せることで、ユーザーが再びサイトを訪れる可能性を上げることもできるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お問い合わせフォームのカスタマイズはユーザの目線に立ちながらカスタマイズすることがとても大事になります。

お問い合わせがスムーズに行われると、ユーザーがストレスを感じず、再度利用してもらえる可能性が高くなります。企業側の目線に立った場合も、収集できるデータの数と正確性が高くなりますので、ショップを運営していく上でとても役に立ちます。

お問い合わせフォームをカスタマイズする際は今回ご紹介した内容を頭に入れながら自社のショップに合ったお問い合わせフォームを作成してみてください。