BASEからShopifyに乗り換えする方法と注意点とおすすめ移行アプリとは?

今、BASEを利用している事業者の中には、ECプラットフォーム「Shopify」への乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか?

BASEは初期費用が無料で、導入も簡単な点が魅力です。

しかし、BASEは基本的に個人営業・小規模営業のしやすさが売りのサービスですから、規模拡大・売上げ増加のタイミングで使いにくくなってしまうということもあると思います。そう言った場合、Shopifyへの移行も必要になってくるかもしれません。

そこで、この記事では、BASEからShopifyへの移行を検討している方に向けて、乗り換え方法や注意点・おすすめの移行アプリを紹介いたします。

データの移行作業に大変そうなイメージを持っている方も多いと思いますが、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用すれば、かける労力も少なく済みますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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BASEショップ情報移行アプリで移行する方法

Shopify Apps Storeより引用

ここからは、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用したShopifyへのデータ移行方法についてご紹介します。

Shopifyアプリは英語表記が中心ですが、「BASEショップ情報移行アプリ」は日本語対応であるため、手順に沿っていけば簡単にデータ移行が可能です。

移行作業は、以下の4つのステップで完了します。

アプリをインストール

まずは、Shopifyストアからアプリをインストールします。

手作業での登録は一切なく、CSVファイルのインポートによって簡単に移行作業ができる点が魅力です。

商品情報を取り込む

アプリの追加後は、商品情報を取り込みます。

BASEのCSV商品管理アプリを利用することで、商品情報をまとめて移行できます。

その際、説明、税率、公開状態、種類在庫数、価格、在庫数、表示順、画像の8項目にチェックを入れましょう。

CSVの種類は「登録済みの商品の情報を編集するためのCSVファイル」を選択します。

あとはCSVファイルをアプリに追加し、「インポートする」を押せば完了です。

注文情報を取り込む

注文情報を取り込む際は、BASEの「注文データダウンロード」を利用します。

必要な注文データの取得後は、CSV商品管理アプリ画面にファイルを追加し、読み取り完了を待ちましょう。

カテゴリー情報を取り込む

カテゴリー情報では、BASEの「カテゴリ管理」をインストールします。

一括カテゴリ登録から「カテゴリ名」「カテゴリID」を含めて、丸ごとコピーしましょう。

コピーしたデータは、Excelの新規ファイルに貼り付けます。あとはアプリの管理画面から、先程のCSVファイルを追加すれば完了です。

インポート後は、BASEとカテゴリー数に相違がないか確認しましょう。

BASEからShopifyに乗り換えるメリット

カスタマイズ性の高さ

BASEからShopifyに乗り換える一つ目のメリットは、カスタマイズ性の高さです。

Shopifyには有料・無料を含めて、非常に多くのテーマが用意されています。そのためテンプレートを使えば、初心者でも手軽にデザイン構築ができます。もちろん、もっとこだわったサイトを作りたい場合はアプリベンダーに依頼してカスタマイズすることも可能です。

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アプリの豊富さ

Shopifyには、気軽にECの機能をアップデートできる「Shopifyアプリ」が3000個以上あります。Shopifyアプリは、Shopify公式だけでなく、数多くの企業が作成し、公開することができます。Shopifyユーザーが必要とするアプリが日々開発・アップデートされているので、Shopifyは日々便利になり続けています。

多数の販売チャネル

Shopifyでは、オンラインストアはもちろん、Shopify POSを使うことで、実店舗と連携した販売も可能です。また、SNSでの販売も可能なので、効率的に顧客にアプローチできます。

BASEからShopifyに乗り換える際の注意点

BASEからShopifyへ乗り換える際には、注意点もあります。具体的には、以下の4つです。

  • 全てのアセットから特定のプロトコルを削除
  • URLリダイレクトの設定
  • 顧客にパスワードの再設定の連絡が必要
  • ブログ記事の移行にツールを使用する

データ移行時は、テーマファイルや画像のURLから、「http://」などの特定プロトコルを削除をしなければなりません。

ファイルを別の場所に移動する際には、忘れずに対応する必要があります。URLリダイレクトは、既存顧客の流出を防ぐための設定です。

BASEで自社ストアを利用中のユーザーの中には、ブックマークなどを経由して直接ストアに訪問する人もいます。
データ移行による販売損失を起こさないためも必要な対策です。

また、乗り換えによって顧客はパスワードの再設定が必要となります。

移行後は顧客への連絡も必須です。
作成したブログ記事の移行する際は、Shopifyアプリを利用すると苦労が少なく済むでしょう。

自社の規模に応じてShopifyへの切り替えを検討しよう!

BASEからShopifyへのデータ移行は、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用すれば、労力も少なくて済みます。

ShopifyはBASEと異なり、月額料金こそ必要ですが、カスタマイズ性が高いため、自社ストアに合った機能拡張が可能です。また、金銭面で言えば、ShopifyはBASEよりも手数料が安くなっています。

毎月の売り上げが10-50万円を超えたあたりからは、やはりBASEよりShopifyをおすすめいたします。

移行作業も、アプリを使えば手順に沿っていくだけで簡単に移行可能。ぜひShopifyへの移行をご検討ください。

また、ShopifyでEC運営を始めてみて「そもそも何をすればいいかわからない」「集客をどうすればいいのか」というお悩みを抱えている方には、成果報酬でプロを雇える集客ブースターがおすすめです。

ぜひ試してみてください。