Shopifyは、初期費用なしで始められる手軽さと機能性の高さが人気を集め、利用者が急増しているECサイト構築サービスです。
現在、世界175か国、100万以上のネットショップで利用されています。
そんなShopifyでは、商品の販売だけでなく、定期購入(サブスクリプション)の提供も可能です。
そこで今回は、Shopifyで定期購入を導入するメリットや、おすすめの導入支援アプリなどを紹介したいと思います。
Shopifyで定期購入の導入を考えている事業者はぜひ参考にしてください。
Shopifyで定期購入させるメリット
長期的な収益が見込める
定期購入(サブスクリプション)では顧客が継続的に課金する仕組みを作れるので、長期的な収益が見込めます。
定期購入を継続してもらうためには、顧客ニーズを捉えて充実したサービスを提供し続けることが重要です。
販売予測が立てやすい
月額課金制の定期購入は毎月の売上を「顧客数×単価(又は、販売単価×定期契約月数〈縛りの期間〉)」で計算できるため、販売予測が立てやすくなります。
また販売予測だけでなく、商品や人件費への投資計画も立てやすいため、より効率的なビジネス展開が可能です。
定期購入を導入しやすい分野
アパレル
洋服やバッグなどのアパレル商品は、サービスを展開しやすいサブスクの1つ。
サービス内容はブランド品の定額レンタルが中心です。
仕事・家事が忙しくて買い物にいけないキャリアウーマンや主婦に支持されています。
化粧品
最近は、化粧品の定期購入も女性のあいだで話題になっています。
化粧品の定期購入では、数点の化粧品をコスメボックスに入れて顧客に送るスタイルが主流です。
女性の顧客なら、複数の化粧品を気軽に試せる点に魅力を感じてくれるでしょう。
食品
食品系の定期購入も、サービス展開しやすい分野といえます。
顧客の体質や好みに合わせて商品を選べるサービスが利用されやすい印象です。
健康志向の人が増えているため、近年はグルテンフリーや高タンパク食品のニーズが高まっています。
消耗品
日常的に利用する消耗品の定期購入は、今後さらに利用者が増える分野です。
電動歯ブラシの替えブラシや、空気清浄機のフィルターの定期購入が既に人気を得ています。
普段の暮らしで必ず使用される商品なので、ニーズが無くなる心配もありません。
定期購入を利用してもらうために
初回を低価格にして、定期購入に繋げる
新規顧客を獲得しやすくするためには、初回の価格を抑えて定期購入のハードルを下げることが有効。
ただし、定期購入継続回数の縛りを見落とした顧客からクレームが入りやすい点には注意が必要です。
無料サンプルを配布して、定期購入に繋げる
インターネット上で募集したモニターに無料サンプルを配布するのも新規顧客獲得方法の1つ。
協力してくれたモニターがサンプルに対して好印象を抱けば、定期購入の利用に繋げやすくなるでしょう。
特典を用意する
人は「限定」という言葉に弱いもの。
定期購入した人に対して数量限定や期間限定の特典などを用意すると、利用されやすくなります。
ただし、常に「限定」を訴求していると特別感が失われるので注意してください。
定期購入を導入する際の注意点
なお、定期購入を導入する際には顧客トラブルを起こさないよう注意が必要です。
解約を忘れてしまった人や、定期購入と知らずに契約をしてしまった人からクレームが入る可能性があるので、きちんと対応できるようカスタマーサポートは充実させましょう。
また、契約・解約条件などをわかりやすく明記することも重要です。
定期購入を導入する際におすすめアプリ
定期購買
定期購買は国産サブスクアプリの決定版。日本の商習慣にあった定期購入体験を実現できます。
ReCharge
https://apps.shopify.com/subscription-payments?locale=ja
ReCharge Subscriptionsは、月額$60で利用できるShopifyアプリ。
60日間の無料トライアル期間が用意されているのが嬉しいポイントです。
提供元のReChargeが提供しているサブスクリプション導入支援サービスと連携させることもできます。
Bold Subscriptions
https://apps.shopify.com/bold-subscriptions?locale=ja
Bold Subscriptionsは月額$49.99で利用可能なサブスクリプションアプリです。
こちらも60日間の無料トライアル期間が設けられています。
Bold Subscriptionsは分析機能を備えているのが魅力。
また、利用できる決済プロバイダーはReCharge Subscriptionsより豊富です。
まとめ
今回は、Shopifyで定期購入(サブスクリプション)を導入した場合のメリットやおすすめの導入支援アプリなどを紹介しました。
定期購入を導入すれば販売予測が立てやすく、顧客からの継続的な課金によって長期的な収益も見込めます。
ReCharge SubscriptionsやBold Subscriptionsといったサブスクリプション導入アプリには60日間の無料トライアル期間が用意されているので、まずはお試しで利用してみてはいかがでしょうか?