Shopify公式からサブスクアプリが正式リリース!
2024年2/1のshopifyeditionsにて発表があり、ついにShopifyから公式のサブスクアプリが出ました!
今までサードパーティアプリでしかShopifyでサブスク販売を行うことができませんでしたが、公式からのリリースということで話題がもちきりでした。
そんな公式からリリースされたShopify Subscriptionsはどんなアプリなのでしょうか?
サードパーティアプリである定期購買アプリを開発しているハックルベリーができることや何が違うのかを解説!
shopify subscriptionsの特徴(サードパーティアプリ利用者からの目線)
要約
- 定期的に注文を生成するだけのサブスクアプリ。
- 売り上げアップのための施策は打てない。
- 「新しいお客様アカウント」に対応してるのだけはメリット
定期購買アプリ利用の方への注意点
Shopify Subscriptionsがインストール済みだと、定期購買アプリ導入中の店舗でも「新しいお客様アカウント」にてサブスク履歴が閲覧できてしまいますが、
- 新しいお客様アカウントにて「スキップ」しても、定期購買契約には反映されません
- 定期購買アプリ上で設定したマイページ設定は、新しいお客様アカウントには反映されません。
⇒「マイページに設定が反映されない」「マイページからスキップしたのに注文が生成された(スキップ効いてない)」
というお困りごとの際には、下記を確認してみたほうが良いでしょう。
①新しいお客様アカウントにしていないか
②Shopify Subscriptionsを導入していないか
Shopify Subscriptionsアプリの機能確認
Shopify Subscriptionsのプラン設定にてできること
- プラン名を決められる
- 配達頻度(周期)の設定
- 割引額の設定
ここがポイント!
- (良くも悪くも)シンプルで設定簡単。
- 初回と2回目以降で商品変更できない。
- 配達頻度は一定。
- 回数ごとに割引額変えられない。
Shopify Subscriptionsの管理画面上でできること
ウィジェット設置可能
- 決済失敗時のアクションを設定できる
- サブスクリプションウィジェット
その他できること
- サブスクリプション管理URL
⇒このURLを共有することで「新しいお客様アカウント」を使用しててもアカウントページからサブスク履歴を確認できるというもの。
- サブスクリプションの通知
⇒少ない。
ここがポイント
- 決済失敗時のアクションは豊富。◯
- 定期購買アプリに準ずる印象 ◯
- ウィジェットにサブスクリプションポリシーのリンクをサクッと表示できるのは良い◯
- 超シンプルなウィジェット △
- 「新しいお客様アカウント」でも使える ◯
- 通知は少ない。 ✕
- 通知メールの編集にはHTML、Liquidのが必要(店舗さんは難しい)✕
- カスタマイズできる人にとっては、自由度高くいじれる
詳細設定に関して
- 決済の失敗時に関する設定についての詳細
- 決済再試行回数の設定
- 決済再施行のタイミング
- 全ての再試行が失敗後のアクション
- アクティブを継続
- 一時停止
- キャンセル(=解約)←これは斬新(でも別になくて良い)
- ウィジェットについての詳細
- 設定の仕方は定期購買アプリと変わらない。
- 非常にシンプルなウィジェット…
- サブスクリプションのポリシーのリンクをサクッと表示させられる
- ウィジェットの色とか角丸とか若干のカスタマイズができる
- サブスクリプション管理URLについての詳細
- 発行されたURLにアクセスすると、メールアドレスを要求されます。
- 通知についてはこ設定項目
少しだけLiquidやHTMLが必要
Shopify Subscriptionsのマイページでできること
- スキップ
- 一時停止
- カード変更⇒メール飛ばさなくても画面上で変更できるのは良いかも
- 配送先変更
- 再購入
- 次回以降の注文が5回分みれる
- 見た目はスッキリしてて良い
- 画面上で決済方法の変更が完結するので良い
- スキップと一時停止以外の操作箇所がわかりにくい
Shopify Subscriptionsのアプリ管理画面からできること
- エクスポート/インポート
- スキップ
- 一時停止
- キャンセル(解約)
- 商品変更
- 商品個数変更
- 配送周期の変更
- 配送先住所変更
- 決済方法変更
Shopify Subscriptionsでできることまとめ
以上がShopify Subscriptionsのアプリでできることになります。
無料で利用できるという点は大きな利点ではある一方で様々なマーケ施策や顧客満足度を上げる施策を行う上では物足りなさがあるのも事実です。
サードパーティアプリである「定期購買アプリ」では様々な活用方法や売上向上のために開発した豊富な機能があります。
機能ごとに解説した記事もあるためぜひそちらもお読みください