皆さんは、Shopifyで作ったECサイトにレビュー機能を取り入れていますか?
ECサイトのユーザーは、レビューを見ながら購入を検討している人がほとんどです。
ユーザーの90%以上がレビューを見て判断をしているというデータもあるほど。
レビューをうまく活用できれば、ECサイトの売上アップにつながるといえます。
そこで今回は、Shopifyで作ったECサイトにレビュー機能を取り入れるメリット・デメリットをご紹介します。
ECサイトへのレビュー機能導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Shopifyで商品レビューを掲載するメリット
商品レビューで集客が増える
ECサイトにレビュー機能を導入することで、Googleの検索結果にレビューの点数をリッチスぺニット表示できるようになります。
また、レビューにはさまざまなキーワードが含まれるので、良質なコンテンツとしてGoogleに評価され、自然検索からの流入を増やせます。
ECサイトユーザーの6割以上がレビュー付きのECサイトを検索していることも踏まえると、レビューによって集客効果が見込めるといえるでしょう。
購買率アップにつながる
レビュー数が増えれば、購買率もアップする可能性があります。
なぜなら、レビューにはユーザーの購買行動を後押しする効果があるからです。
ネットショッピング時にレビューを参考にできれば、ユーザーの感想から具体的な商品イメージが分かるので、購入の判断がしやすくなります。
商品レビューがあると約2倍〜約4倍まで購買率が高まるという調査があることからも、レビューがユーザーの行動を後押ししていることが分かります。
商品・サービス改善の参考になる
レビューには、時にネガティブな意見を書き込まれることもあります。
しかし、ネガティブなレビューを書き込まれることはマイナスではありません。
商品・サービス改善の参考意見として捉え、商品やサービスのクオリティ向上に繋げましょう。
商品レビューを掲載するデメリット
思わぬ不評が発生する
レビュー機能を取り入れることで、運営側が意図しない情報や企業・ECサイトのイメージを損ねる情報、誤った情報を書き込まれる可能性があります。
それにより思わぬ風評被害が発生する場合もあるので、注意が必要です。
Shopify運営者が取るべき戦略とは?
レビュー獲得にインセンティブを付与する
レビューを投稿してくれたユーザーに対して下記のようなインセンティブを付与すると、レビューを獲得しやすくなります。
例①:レビュー投稿で100ポイントプレゼント(ポイント付与)
例②:レビュー1件につき100円OFFクーポンプレゼント(クーポン配布)
また、初投稿にはさらにお得なインセンティブを付与するなどのキャンペーンを実施するのも効果的です。
力を入れたい商品からレビューを獲得する
高額な商品や自分の健康・生活に関わる商品をオンラインで購入するのは勇気が必要です。
できる限り事前に商品の情報を知っておきたいと思うのがユーザーの心理。
そんな時に購入実績の証明となるレビューがあれば、商品やショップの信頼性が高くなり、商品購入のハードルが低くなります。
まずは力を入れたい商品からレビューを獲得し、購買率のアップに繋げてください。
最も満足している顧客からポジティブなレビューをもらう
商品に満足してくれたユーザーには、レビューを依頼してみましょう。
なお、レビューを依頼するときは例文付きで依頼してください。
ユーザーがレビューの書き方をしっかり理解してくれれば、ECサイトにとってポジティブなレビューを集めやすくなるはずです。
時にはネガティブなレビューも必要
ネットショッピングをするとき、ユーザーはネガティブなレビューも参考にします。
また、高評価のレビューがあまりに多いと自作自演やサクラの存在を疑われてしまう可能性も。
商品やECサイトの信頼性、信ぴょう性を保つためにも、ネガティブなレビューは全て排除しないほうがよいでしょう。
まとめ
今回は、ECサイトのレビュー機能のメリット・デメリットについてご紹介しました。
商品レビューがたくさん集まれば、その分購買率の向上させることができるでしょう。
ただし、商品やサービス自体に強みがあることが大前提です。
まずは自社ECサイトの商品にどんな強みがあるのか、どんなユーザーを獲得したいのかを考えた上で、レビュー機能を活用してみてはいかがでしょうか。