新たなツールの誕生により、生活は日々進化し、ギフトの贈り方も変化しつつあります。近年は、オンライン上で贈り物を交換したり、共有したりする機能として、ソーシャルギフトが注目されています。
ソーシャルギフトというと、プチギフトと呼ばれるようなカジュアルな贈り物を想像する人が多いかもしれません。しかし、最近は結婚祝いやお中元など、百貨店で購入することが一般的であった高価な贈り物も、ソーシャルギフトで送れるようになりつつあります。
本記事では、ソーシャルギフトの機能をいち早く導入した百貨店である伊勢丹の、オンラインギフトサイト「ムードマーク」について解説します。伊勢丹オンラインストアとの違いや送り方、ムードマークならではの機能についても解説しますので、参考にしてください。
伊勢丹オンラインストアとムードマークの違い
伊勢丹は、株式会社三越伊勢丹として複数のオンラインストアを運営しています。
今回は伊勢丹オンラインストアとムードマーク、2種類のオンラインストアの違いを説明します。
伊勢丹オンラインストア
伊勢丹オンラインストアは、株式会社三越伊勢丹の公式インターネットショッピングサイトです。
ファッションから食品・リビング・ギフトまで、伊勢丹ならではの多彩な品揃えから選べます。
買い物をする場合は会員登録する必要がありますが、入会金・年会費は一切かかりません。
クレジットカード決済・コンビニ決済・代金引換など、さまざまな決済に対応しています。
ムードマーク
ムードマークは、株式会社三越伊勢丹が運営するオンラインギフトサイトです。
法人ギフト・おまとめ注文にも対応しており、ギフトを贈る相手やシーンに沿ったギフトアイデアも幅広く紹介しています。
メールやSNSからギフトが贈れる「ソーシャルギフト」にも対応しているため、より手軽にギフトを送ることが可能です。
「ムードマーク」でソーシャルギフトを送る方法
ムードマークのソーシャルギフトは、受取専用URLを相手に送信するだけで簡単にギフトを贈れます。
今回は、ムードマークでソーシャルギフトを送る方法を解説します。
①商品を選択し、カートに入れる
まず、ソーシャルギフト対象商品の中から贈りたいギフトを選び、カートに入れてください。
ただし、ソーシャルギフトは、商品を1点のみ送れるサービスです。一度に複数商品の注文はできません。
②「ソーシャルギフトを送る」を選択し、必要であればログインする
カート画面にて画面中央の「ソーシャルギフトを送る」をクリックします。
ムードマークは会員登録せずに利用可能ですが、アカウントを持っている人はここでログインしてください。
なお、伊勢丹オンラインサイトの会員IDとMIポイントは使用できないため、注意が必要です。
③包装・デジタルメッセージカードを指定する
受取有効期限など、必要事項を確認し、「次へ進む」をクリックします。
包装とメッセージカードを選択する画面で、適切なものを指定します。
④依頼主情報・カード情報を入力
依頼主情報として、住所や電話番号を入力します。この情報は受取主に開示されません。
依頼主の欄には、ムードマーク事務局の連絡先と、依頼主が指定したハンドルネーム等の名前が記載されます。
なお、ムードマークはクレジット決済にのみ対応しており、依頼主情報とあわせて、カード情報を入力する必要があります。
⑤入力内容を確認し、購入
入力内容を確認し、問題なければ購入に進みます。
ギフトの受取専用URLの有効期限は決済から30日以内ですので、忘れず送付してください。
ムードマークを使用するメリット
伊勢丹のムードマークは、個人での利用だけでなく企業のキャンペーン景品としての利用もできるなど、オリジナル機能が複数あります。
今回は、ムードマークを使用するメリットを2つ紹介します。
オリジナルメッセージカードを送れる
ソーシャルギフトを送る際、オリジナルのデジタルメッセージカードを送ることが可能です。
メッセージカードを送る機能は他のソーシャルギフトサービスでもみられますが、伊勢丹のソーシャルギフトでは、カードのデザインだけでなく、メッセージの文字色やフォントにもこだわれます。
有名人やアニメキャラクターとのコラボデザインが用意されていることもあり、受取主の好みに合わせてカスタマイズできます。
プラスワンのオリジナルギフトを送れる
ソーシャルギフトで送るプレゼントに加えて、ムードマークオリジナルのオプションギフトを送ることも可能です。
オプションギフト、メッセージはそれぞれ以下の3つから選択できます。
- オプションギフト
- バスソルト
- タオルハンカチ
- フラワーチケット
- メッセージ
- THANK YOU
- FOR YOU
- CONGRATS!
ギフトだけで物足りない場合や、華やかさを添えたい場合に利用するのがおすすめです。
伊勢丹のムードマークでソーシャルギフトを送ろう!
本記事では、株式会社三越伊勢丹が運営しているサイト「ムードマーク」で利用できる、ソーシャルギフトの使い方を解説しました。ムードマークには多数のオリジナル機能がありますので、ぜひ活用してください。
大手百貨店も注目しているソーシャルギフトサービスは、今後さらに市場拡大が予想されます。伊勢丹のように、自社ECサイトでソーシャルギフトの機能導入を検討しており、Shopifyでサイトを構築している場合は、株式会社ハックルベリーに依頼するのがおすすめです。
新しいギフトの形として、今以上に一般的な機能となるであろうソーシャルギフト。ユーザーとしてはもちろん、サービスを提供する側としても、選択肢の一つに加えてみましょう。