今回のアップデート概要
今回の動画では下記3つの点についてご紹介します。このチャンネルでは年間約200件以上のShopifyのアップデート情報を最速でまとめています。
- CAPTCHA実装方法の変更
- 下書き注文でのチェックアウトカスタマイズ
- Shopify Flowの機能拡充
1. CAPTCHA実装方法の変更
概要
ShopifyがGoogle reCAPTCHAからhCAPTCHAに変更されることとなりました。
これにより、若干サイトのパフォーマンスが改善される可能性があります。店舗側で特に対応が必要なことはありませんが、hCAPTCHAの象徴的な手のマークがあれば確認してみてください。
背景と理由
Googleのデータが溜まることを嫌うベンダーやメーカーが、hCAPTCHAに移行している傾向があります。また、hCAPTCHAの方がサイトの表示スピードが若干早いという情報もあります。
2. 下書き注文でのチェックアウトカスタマイズ
概要
下書き注文に【Checkout UI extensions】が使えるようになりました。これはShopify Plusの店舗限定の機能で、チェックアウト画面においてより柔軟なカスタマイズが可能となりました。
活用例
特定のお客様に対してフォーカスしたページを作成し、カスタム商品や割引を提供することが容易になりました。
例えば、【Multi-tier progress】を使い、特定の購入額に達した場合の報酬を設定するなどの活用が可能です。
3. Shopify Flowの機能拡充
概要
各ページからShopify Flowを動かすことが可能になりました。注文ページや顧客情報ページなどでワークフローを実行し、管理が一層スムーズになります。
詳細説明
【Run Flow automation】や【Search Flow runs】を使うことで、過去のFlowの動きを追跡可能になりました。
この機能により、運営効率が向上します。
まとめ
1. CAPTCHAの仕様変更
CAPTCHAへの変更により、大きな対応は不要ですが、認識しておくことをおすすめします。
2. 下書き注文の活用
Shopify Plusの方は、Checkout UI extensionsを使用し、お客様への対応を向上させることを検討してください。
3. Shopify Flowの活用
Flowを活用していない店舗は、効率的な管理のためにぜひこの機会に導入を検討してみてください。