ストア運営で毎月の売上集計は非常に重要な業務の1つです。月の売上集計にかかるコストを少しでも軽減し手助けするアプリ、Easy Sales Confirmationをご紹介します。
注文情報のエクスポートの課題
Shopifyで管理画面からエクスポートできる注文情報は受注日ベースでエクスポートすることができます。売上集計を受注日ベースでなく、出荷日ベースで行っているストアも少なく無いと思いますが、標準のエクスポート機能では出荷日ベースでエクスポートができないため、出荷日ベースで売上集計を行う必要のあるストアでは、受注日ベースでエクスポートした注文情報から、集計対象の月に出荷された注文情報を抽出しないと売上集計が行えないという課題があります。 また、予約商品など、受注から出荷まで期間のある注文情報を集計する場合、エクスポートする受注日も長い期間を設定することで、膨大な注文情報のデータから集計対象の月に出荷された注文情報を抽出するのはとても大変な作業となることが考えられます。
当アプリの特徴
このアプリではShopifyの注文情報を出荷日ベースで期間を指定してエクスポートすることが可能となります。期間については毎月の売上集計をターゲットにしているため、最長で1ヶ月指定することが可能となります。 また、更新日でエクスポートする機能も搭載しており、指定した期間内で更新のあった注文情報をエクスポートすることもできます。 もちろん、Shopify標準のエクスポート機能と同様に受注日ベースでの注文情報もエクスポートすることができます。 エクスポートした注文情報はcsv形式のファイルにフォーマットされ、処理が完了すると指定したメールアドレス宛にメール通知されます。
シンプルなUI
標準機能のエクスポートと同一のCSVフォーマット
1つの注文情報で1行構成ですが、LineItemが複数の場合、その個数分行が分かれるかたちが標準機能のエクスポート機能と同一です。そのため標準機能のエクスポートで行っていた集計作業の手順をそのまま活用することができます。
標準機能のエクスポートには抽出されないカラムを追加
標準機能のエクスポートのcsvファイルに載っていないカラムも一部追加してあります。 ・決済方法がShopify Paymentsの場合のクレジットカードのブランド名 ・最終決済方法 ・注文情報の更新日
エクスポート完了後にメール通知
エクスポート完了後に画面で指定したメールアドレス宛にメールが送信されます。 抽出期間、抽出された注文件数などが記載されており、csvファイルが添付されています。
出荷日の抽出について
ShopifyのAPIの仕様上、出荷日で注文情報を抽出することができないため、指定した期間から1年前までに受注された注文情報を一旦抽出します。そこから指定された期間の出荷日でフィルタした注文情報をエクスポートしています。 例) 抽出期間:2023/4/1〜2023/4/30 ↓ 対象の注文情報(受注日):2022/4/1〜2022/4/30
更新日の抽出について
異なる期間の注文情報を比較して、更新のある注文情報を探すことができます。 例えば、2023年1月に出荷された注文情報から2023年2月に更新があった注文情報がどれかを特定することができます。 ※現状は指定した期間で更新のあった注文情報をエクスポートができるだけで、どの注文情報のどの項目が変わっているかは同一の注文情報を探して比較する必要があります。
まとめ
月の売上集計を出荷日ベースで行っているストアも多数居ると思いますので、そういったストアにて有効活用して頂けるアプリかと思います。 今後は様々な設定機能の追加や、エクスポートされるcsvから必要なカラムだけを選択できる機能追加を開発予定となっており、より売上集計の業務の効率化をアップできるアプリにしていく予定です。 インストールするだけで設定も不要ですぐに使用できる当アプリを、是非一度使ってみてはいかがでしょうか?
Easy Sales Confirmationはこちら
https://apps.shopify.com/easy-sales-confirmation?locale=ja