お手軽にECサイトを作成できるプラットフォームとして、注目を浴びているShopify。そのサービスをさらに活用するために、構築を支援してくれる制作会社を適切に選ぶことは大変重要です。
継続的なECサイトの運用や集客について考えると、ポイントをおさえて自社にぴったりの制作会社を見つけられるのが1番。しかし、たくさんの制作会社がある中、一から探すのは骨が折れますよね。
本記事では、Shopifyを利用してECサイトの構築を支援してくれるおすすめ制作会社を紹介します。また、選ぶ際の注意点や、気になる相場についてもお伝えしましょう。
本記事を読めば、自社にあった制作会社を選ぶことができ、競合他社とも差をつけられます。ぜひ最後までご覧ください!
【2023年最新】Shopifyの制作会社おすすめ5選
まずはShopifyを利用してECサイトの構築を支援してくれるおすすめ制作会社を5つ紹介します。紹介する5社は、全てShopify Expertsと呼ばれるShopify公認の制作会社です。
Shopifyを上手く使いこなすために、Shopifyに対して深い知見のある会社に任せられれば安心ですよね。それぞれの制作会社のおすすめポイントも一言で紹介していますので、迷ったらぜひこちらを参考にしてください。
おすすめ①株式会社飛躍
株式会社飛躍公式HP
おすすめポイント:「スマレジ」との連携に注力
株式会社飛躍は、人気の高い高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」との連携に力を入れています。スマレジとShopifyをリアルタイムにデータ連携するアプリを提供し、株式会社スマレジと代理店パートナーの契約も交わしています。
店頭在庫の管理や顧客情報、注文履歴の一元化などもスムーズ。Shopify全てのプランに対応していますので、規模が拡大しても安心して継続利用できますね。
EC市場の成長に伴う課題解決も得意とし、構築支援から運用代行まで幅広いリソース問題に対応しています。また、撮影・採寸・原稿などの「ささげ業務」にも対応し、EC初心者でも安心して導入できるサービスです。
おすすめ②世界へボカン株式会社
おすすめポイント:越境ECの制作に強い
世界へボカン株式会社は、越境ECの売上アップやマーケティング施策を強化したい場合におすすめです。外国籍のスタッフが常駐しており、英語圏でのWebマーケティングの経験も豊富で、同社のホームページでは越境ECに関わるノウハウも紹介されています。
また、海外向けBtoBマーケティングに必要なさまざまなソリューションも提供。バイリンガルの日本人マネージャーと、英語ネイティブの外国人マーケターが1つのチームとなりサポートしてくれます。
市場調査、英語によるSEO対策・リスティング広告・Facebook広告の運用など、実現したい目的、目標達成に必要な打ち手を提案してくれるのも心強いですね。
おすすめ③株式会社セルフプラス
おすすめポイント:最新技術を活用してECサイトを構築
株式会社セルフプラスは、最先端のノウハウと高い技術力による、高品質なサイト構築が得意です。代表がShopify本社のあるカナダに移住しており、最新の情報を配信するShopify専門メディア「Shopi Lab」を監修しています。
ECサイトの運用支援も幅広く提供しており、スタジオでの商品の写真・動画撮影や大型YouTuberのマネジメント、国内・越境マーケティング支援も実施。
子会社では健康サプリメントの製造・販売を行い、D2Cのノウハウを保有しています。また、豊富な構築実績を持ち、コスメやアクセサリー、アパレル、食品、玩具など、業界も多岐に渡ります。
おすすめ④株式会社Rabo
おすすめポイント:リリース後の集客面もサポート
株式会社Raboは、商品の理解に加えて事業の課題や目標を考慮し、ターゲットとメッセージを理解した上でECサイトを構築してくれます。また、新規構築・既存カートシステムのリプレース、どちらの対応も可能です。
企画構想や機能要求が固まっていない段階でも相談にのってもらえ、構築後も、強みである集客やクリエイティブ制作を中心にサポート。
Shopify専門の制作チームがノウハウを生かし効率的にECサイトを構築するため、費用を最小限に、質の高いサービスを提供してくれます。
おすすめ⑤株式会社ハックルベリー
おすすめポイント:Shopifyアプリ導入店舗数 国内No.1
株式会社ハックルベリーは、現在のEC業界の分断を解消し、生活者の多様なニーズに応える心地よい体験を提供するため、各領域に最適なサービス・プロダクトを提案。ストアオープン後の集客やLTV改善までサポートする総合的な事業も展開しており、ECサイトの成功に向けて伴走してくれるパートナーとしておすすめです。
2021年には数千社のShopifyパートナーの中から「Fast-Growing App Developer of the Year」賞を受賞しました。「まるっと集客」というサービスでは、導入1ヶ月で合計流通金額+310%の実例もあり、固定費ゼロ・完全成果報酬型のノーリスク集客を実現しています。
Shopifyの強みを最大化しつつ、あらゆる人がクオリティの高いサービスを受けられるよう取り組む姿勢が大変魅力的です。
構築支援サービスを利用するメリット
ECサイトを成功させるには、緻密な設計やターゲットに合ったサイトデザインが必要です。
そのため、プロのデザイナーや技術者をかかえる制作会社に構築支援してもらう方が、中長期的な視点で考えた結果、利益をもたらす可能性が高いといえます。
確実な収益化や他社との差別化を目指すうえで、制作会社が保有するスキルや知識は有用です。構築支援サービスを利用するメリットは複数ありますが、特に重要な2点を解説していきます。
メリット①社内リソースを確保できる
Shopifyの制作と運営を専門の業者に依頼することで、さまざまな業務を劇的に削減し、社内リソースを自社の業務に集中させられます。自社の従業員は本来、商品開発やマーケティングなどのコア業務に従事すべきですよね。
構築支援サービスを利用することで、商品の開発や集客、マーケティングなど、より重要な業務に社内の人材リソースをさけます。それによって、従業員たちはより高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
ECサイトの成功には、制作・運営に専門知識を持つ人材が必要です。しかし、社内でそのような人材を見つけることは困難であり、人件費も高くつく傾向があります。構築支援サービスを活用すれば、経験豊富なパートナーに低コストで依頼可能です。
メリット②専門的なスキルを活用できる
Shopifyの構築支援サービスを利用すると、専門的なノウハウやスキルを持つ制作会社の力を借りられます。
ECサイトの制作・運営には専門的な知識が必要な業務が多くあります。しかし、適切に対策するのはECサイト運営経験のない人にとっては難しいですよね。
構築支援サービスを利用すれば、現時点でノウハウがなくても、専門知識を持ったプロのサポートのもと、制作・運営が可能になります。たとえば、Google広告やSNS広告運用まで依頼すれば、運営開始初期から一定数を集客できる可能性も。
なお、制作会社によって実績や得意な業種、サポート内容は異なるため、自社の業種に適した制作会社を選びましょう。
構築支援サービスを利用するデメリット
独自性の高いECサイトを構築する場合は、構築支援サービスの利用が適しています。しかし、中には当然デメリットもあり、どのようなデメリットがあるかを理解していることは重要です。
ここからは構築支援サービスを利用するデメリットを2点お伝えします。デメリットは情報を収集したり、事前の準備を怠ったりしなければ問題とならないものも。しっかりチェックしておきましょう。
デメリット① 制作費用がかかる
制作代行は総合的な視点ではコストを抑えられますが、制作費用が50万円から300万円を超える場合もあります。競合と差別化し、収益を上げるためには専門知識を持った制作会社に依頼する必要があるため、初期投資と捉えるのが良いでしょう。
また、ECサイト制作に使える公的補助金もあります。申請に条件があるほか、補助金が交付されるには審査に通過しなければなりませんが、条件に合うものがあれば積極的に活用を検討しましょう。
デメリット②制作に時間がかかる場合がある
制作会社に委託する場合は、制作に時間がかかる可能性があるため、事前にスケジュールを考慮し、計画的に進める必要があります。昨今ShopifyでECサイトを制作する企業は非常に多く、一部の制作会社では手が回らないため新規の依頼を停止していることも。
適切な制作会社を見つけるのに時間がかかると、その結果、ECサイトの制作が先延ばしになり、完成しない状況に陥る場合もあります。
特にECサイトにおいて、商品の公開タイミングは大変重要です。機会損失を避け、適切な制作会社を確保するためにも、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
構築支援サービスを選ぶ際の注意点
次に、ShopifyでECサイトの構築を支援してくれる制作会社を選ぶ際の注意点について3点解説します。
実際、「ECサイトが作成されたが、全く売れない」「費用をかけたにもかかわらず、使いにくいシステムになってしまった」など、ECサイトの制作で失敗するケースは少なくありません。
これらの問題は、今から挙げるようなポイントを意識せず制作会社を選んでしまったことが原因です。制作会社を選ぶ際には、実力を見極めて信頼できるパートナーに依頼しましょう。
ポイント①Shopifyの構築支援実績はどれくらいあるか
まずは、制作会社のShopifyでの構築支援実績を確認することが重要です。Shopifyにおけるサイト構築経験が豊富な会社を選ぶようにしましょう。
特に、Shopify Expertsと呼ばれるShopify公認の制作会社は、試験や制作実績の提出をもって認定を受けたエキスパート集団であり、Shopifyに精通したエンジニアやマーケターが在籍しています。本記事の冒頭で紹介した5社は全てShopify Expertsとして認定されていますので、制作会社に迷ったら参考にしてくださいね。
また、Shopify Expertsには Shopify側の担当者がついています。何か困ったことがあった際、Shopifyのサポートに連絡する場合は基本的に英語となりますが、Shopify Expertsであれば日本人の担当者がつくことも大きなメリットです。
ポイント②Shopify以外も含め、ECサイト制作の理解が深いか
Shopifyだけでなく、ECサイト制作全般への理解が深いかどうかも大切です。ECサイトの制作実績だけでなく、売れるサイトを作るためのデザインや構成といった観点も考慮しましょう。
ECサイトの構築は売上に直結します。そのため、制作会社はSEOや集客プラン設計、CRMへの理解など、EC事業における幅広い知識を十分に持っていなければなりません。
市場・商材・事業モデルにあった適切なカスタマイズ提案ができるか、アプリ同士、既存システム、外部サービスとの相性問題をクリアできるかなど、ECサイト制作にあたって、検討しなければならない事項は複数出てくるはずです。
そんなときに、適切な対応ができる制作会社を見極めるようにしましょう
ポイント③ECサイト構築支援後のサポートはどうか
制作会社は、運営後も引き続きサポートを提供してくれるところを選びましょう。会社によってはサイト構築のみ行うところもありますので、事前に確認が必要です。
Shopifyの制作会社の中には、集客や運営までのトータルサポートを提供しているところも。具体的には、集客面では広告運用やSNS運用、SEO対策、運営面ではサイトの保守・コンテンツの更新、商品管理など幅広く対応しています。
もし自社のリソースが十分であれば、サポートは必要ないかもしれません。しかし、人手が不足している場合は、積極的にサポートを依頼することをおすすめします。
また、別途料金で個別にサポートを依頼できる制作会社もありますので、必要に応じて柔軟に対応してもらいましょう。
構築支援サービスの料金と費用相場
最後に、構築支援サービスの料金と費用相場について、3つのパターンに分けて解説します。
ECサイトの構築には様々な要素が関わるため、どのようなサイトを構築するかやどの制作会社に依頼するかによって費用は異なるでしょう。しかし、おおまかな費用相場がわかっていれば準備もしやすく、何を優先して実装すべきかのイメージも湧きやすいはずです。
また、ECサイトは、業務フローの変更・デザインの変更などのため、3〜5年でリニューアルする場合もあります。今後も見据えた上でそれぞれの費用相場についておさえておきましょう。
まずは基本機能のみでスタートしたい
基本機能のみで、「まずはECサイトを持ちたい!」という場合、Shopify構築費用の相場は約30〜100万円程度です。Shopifyが提供するテンプレートを使用してショップのデザインを構築し、商品購入や決済、配送などの設定もShopifyの基本機能を活用。
制作会社への具体的な依頼内容としては、Shopifyアカウント取得、ドメイン設定、約10ページの商品登録、Shopifyペイメントや送料の設定、無償公式テーマの適用、納品書や領収書の設定などが想定されます。
費用をおさえつつ独自性も出したいと考えるのであれば、「ベーシック」または「スタンダード」の料金プランで、小規模のサイト制作から依頼するとよいでしょう。
デザインにも凝ってカスタマイズしたい
デザインに凝り、売上分析や顧客分析、マーケティングにも特化したい場合、Shopify構築費用の相場は約100万〜300万円前後です。
オリジナルデザインにカスタマイズするには、「HTML」「CSS」「JavaScript」などのプログラミング知識が必須。Shopifyの初期導入サポート費用も加えると、最低でも100万円程度の予算は用意しましょう。
費用はかかりますが、それぞれの業務に合わせたシステムの仕様変更ができるなど、柔軟に対応可能な点は大きなメリットです。
基本機能だけでは物足りず、完全オリジナルのECサイトを構築したいと考えるのであれば、「スタンダード」以上の料金プランの利用を検討しましょう。
大規模サイト制作に挑戦したい
大規模なECサイトで独自の機能を実装したい場合、Shopify構築費用の相場は約300万〜1,000万円以上と高額になります。
特殊な機能を実装する場合は、新しいアプリの開発が必要になる可能性も高く、大規模な事業者では企業の基幹システム(販売管理、購買管理、在庫管理など)との連携が必要になることも。カスタマイズの程度に応じて構築費用が大幅に増えることは念頭に置いておきましょう。
この規模感になるとセキュリティ対策も充実し、自社ブランドの独自色を前面に出して販売活動を進められます。
大量の商品を販売し、顧客情報や取引情報の分析結果をマーケティングに活かしたり、メルマガ配信機能を利用したりするなど、運用面の機能も充実させたい場合におすすめです。
まとめ
制作会社に迷ったら「株式会社ハックルベリー」がおすすめ
本記事では、ShopifyでECサイトの構築を支援してくれる制作会社を5つ紹介しました。また、構築支援サービスを利用するメリットや、注意点、費用相場についてもあわせて確認しましたね。
制作会社は数多くありますが、どの制作会社にお願いしようか迷う方は、一気通貫したサポートを受けられる「株式会社ハックルベリー」がおすすめ! 「株式会社ハックルベリー」であれば、本記事で触れたような構築支援サービスを利用するにあたっての心配点も解消できます。
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