昨年ローンチされたShopify Subscriptionアプリが「完全リリース」とのことで、さっそくもう一度触ってみようと思ったのですが、、、
残念ながらエラーで挙動の再確認ができませんでした。。(2024年2月1日時点)
せっかくなので他の主要機能を一部ご紹介させていただ来ます。
プラン設定
基本的にはかなりシンプルなサブスク販売に対応しています。
配送頻度による復数プランの設定等は可能ですが、
「注文回数による割引の変更」
「配送日時の指定」
「頒布会販売」
など、日本でサブスクで売上を伸ばすのに必要な機能は不足している印象です。
各種設定
各種設定についても、決済失敗時のリトライなどは良い機能ですが、その他は通知など最低限の機能に留まっている印象です。
各ストアの商品等に応じて顧客に最適な体験を提供するにはマイページから定期契約情報の参照、変更方法をカスタマイズできたり、顧客タグや注文タグをカスタマイズしてメールやLINEで最適なコミュニケーションを取れるようにすることで、LTVを最大化するための工夫が必要となります。
その他のアップデート
最大30商品までバンドル(セット売り)可能に!
「Shopify Bundles」アプリでバンドル(セット売り)提供できる商品数が、これまでの10から最大30に増えました。
これにより、バンドル購入による割引訴求などがしやすくなることで、注文の平均単価を向上させることが出来ます。
例)3つの商品をセットにし、セット価格を設定して販売が可能です(もちろん割引等も可能です)
今後の期待としては、バンドル(セット売り)がサブスク販売にも適用できるようになるといいですね!
下書き注文がディスカウントとメタフィールドに対応(アプリ開発社等向け)
これはカスタムアプリやパブリックアプリを開発をするShopify Partner向けですが、eギフトアプリなどでチェックアウトの配送先住所をスキップさせたい場合など、かなり特殊な対応をしようとする場合に下書き注文が必要なケースがあります。
その際にクーポンによる割引が利用できないため、最適な販促施策が実施できない。という課題がありましたが今回のアップデートにより、上記の課題が解決することで最適な販売可能になるようです。
特にAll in giftなどのeギフトアプリなどは今後の改善に期待です!
ディスカウントの種類も増えました!
自動の無料配送や、「Xを購入してYをゲット」のような定額ディスカウントなど、新しい種類のディスカウントで追加れました。
これにより、販促施策の幅が広がり、CVRや売上の向上が期待できるようになります!
また、購入者はカートでどれだけ節約できたかを画面上で確認することが可能になり、さらにユーザーフレンドリーになたようです
まとめ
Shopify Subscriptionアプリについては正直、国内のサブスク販売で利用するには機能が足りず、最適な販売が難しい印象です。
国内の顧客、商品に合わせて最適なサブスク販売をするなら「定期購買」アプリをはじめとした日本の商習慣を理解している国内製のサブスクアプリがおすすめです。
一方で、バンドル(セット売り)機能や、ディスカウント機能の拡充などは販促施策の幅が増え、お客様にもオトクな施策が提供できるため積極的に活用していきたいですね!