Shopifyのみならず全世界的に注目されているCookie規制。
各それぞれの広告媒体ごとに対応が異なっているなど、店舗で対応をするのが非常に大変でした。
今回のアップデートでは、Shopifyがこれらにまとめて対応してくれるなど、広告運用がより楽になる可能性が出てきています。
また、それ以外にもインフルエンサーを活用したマーケティング機能などもアップデートされています。
顧客獲得コストが最大50%削減されるAudiences
残念ながらこちらの機能はアメリカ・カナダのShopify Plus店舗でしか使えないという限定的な状態です。
ただ、連携先はMeta、Google、Pinterest、TikTok、Snapchat、Criteo などのトップ広告プラットフォームに対応しているので、非常に期待できる機能です。
Shopify Audiencesは、Shopify全体のデータからシグナルを読み取り各店舗の広告アカウントにデータを渡すことで、広告運用効率を上げているようです。
また、それだけでなく、業界全体の平均などとの比較のデータも出してくれるようで、これらは参考値として使えそうですよね。
Shopify Collabsでインフルエンサー・クリエーターと連携が容易に
Shopify CollabsというAppがあるのですが、インフルエンサーの検索、オファー、コミッション支払いが出来るアプリになっています。
インフルエンサーの検索などはキーワードやロケーション、SNSのアカウント(Instagram,Tiktok,Youtubeなど)で検索をすることが出来ます。
こんな感じで検索をして、個別にリクルーティングをしていく形になります。
各プロフィールはSNSのフォロワー数などが一覧で見れるので、これだけでも使う価値があるAppになっています。
アフィリエイトフィーなどの報酬は個別に設定することが出来るので、そこまで難しくないですが、これらの設計は一度実施した後に変えると結構大変になるので、注意が必要です。
リピーターや新規か、などでフィーを変更できるなど柔軟性は結構あるな、というのが印象ですね。
TikTok Shopがすべてのストアで利用可能に
既にInstagramなどでは、商品のリンクなどをシームレスにつなぐ機能がありましたが、これがTikTokでも出来るようになりました。
Shopify Collabsなどと組み合わせて展開をしていくことで多くのインフルエンサーとのコラボレーションが容易になりそうですね。
まとめ・見解
マーケティングはECストアにとって常に頭を悩ませる存在なのでこれらのアップデートにより選択肢が増えるという事は、支援をしている側としてもありがたいですね。
ちなみにShopify Collabsに似たものでは、日本では、ASPと呼ばれるアフィリエイトサービスプロバイダーとよばれる会社が、似たような機能を満たしてくれていますが、これと似たようなことをShopifyが実施できるようになるということです。
英語での細かい設定などが設定していくことが難しい場合は、まるっと集客で日本語で各ASPとの連携が簡単にできます。(宣伝)
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