Shopifyでストアを開設して自分の商品を販売するとき、幾らかの手数料が掛かってきます。
そこでこの記事では、Shopify利用時に掛かってくる手数料の内容と、その金額を解説します。
Shopifyで発生する手数料一覧
Shopifyで発生する手数料は以下の通りです。
- クレジットカード決済時に発生する支払い手数料
- 外部決済サービス利用時に掛かる支払い手数料
- 外部決済サービス利用時に掛かる振込手数料
いずれもユーザーが商品を購入した際に、手数料が発生します。
クレジットカード決済を導入するためには、「Shopify Payment」という、Shopify公式アプリを用います。
Shopify Payment(ペイメント)について
Shopify Paymentとは、ユーザーが商品購入時に、クレジットカードで決済できるShopify公式アプリです。
後述する外部決済サービスと比べて、振込手数料が0円で済むため、ユーザーにとって優しい支払い手段です。
Shopify Paymentはプランが3つ用意されており、それぞれ月額利用料および決済手数料が異なります。
対応ブランド | VISA、Mastercard、American Express、JCB |
決済手数料 | 3.25~4.15% |
振込手数料 | 0円 |
【Shopify Paymentの月額利用料と決済手数料】
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額利用料 | 29ドル | 79ドル | 299ドル |
国内発行カード(VISA,Master Card) | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
海外発行カード/AMEX | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCBカード | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
月額利用料は米ドルが基準になって決められているため、為替レートによって毎月の利用料が異なります。
プラン選択時は、ストアの規模や売上額に応じて選ぶようにしましょう。
外部決済サービス
Shopifyで決済するときは、Shopify Paymentによるカード決済だけでなく、外部決済サービスも導入できます。
Apple Payについて
Apple Payでは手数料率がShopify Paymentと同じです。
ただし国内発行のVISAカードが利用できない点には、注意が必要です。
対応ブランド | Mastercard、American Express、JCB |
決済手数料 | Shopify Paymentに準ずる |
振込手数料 | 0円 |
Google Payについて
Google PayでもApple Pay同様に、手数料率がShopify Paymentと同じです。
こちらはVISAカードが利用可能です。
対応ブランド | Visa、Mastercard、American Express |
決済手数料 | Shopify Paymentに準ずる |
振込手数料 | 0円 |
Amazon Payについて
Amazon Payはデジタルコンテンツとそれ以外のコンテンツで、決済手数料が異なります。
対応ブランド | Visa、MasterCard、American Express、JCB |
決済手数料 | 4%(デジタルコンテンツ以外)、4.5%(デジタルコンテンツ) |
振込手数料 | 0円 |
PayPalについて
PayPal決済では主要カードのブランドだけでなく、Google PayやAmazon Payでは利用できなかったブランドのカードでも、決済が可能です。
対応ブランド | Visa、MasterCard、American Express、JCB、銀聯など |
決済手数料 | 3.6% + 40円 |
振込手数料 | 0円(出金額5万円未満は250円/件) |
携帯キャリア決済について
「クレジットカードを持っていない」ユーザーに対応している支払い手段の一つが、携帯キャリア決済です。
決済手数料は他の決済手段よりも高めですが、幅広いユーザーにリーチするために、導入を検討してみてもいいでしょう。
対応キャリア | docomo、au、SoftBank |
決済手数料 | 6.4% |
銀行振込について(KOMOJU決済)
銀行振込に対応させる場合は、KOMOJU決済を導入する必要があります。
決済手数料 | 5% |
振込手数料 | 銀行による |
代引き決済について
代引き決済は佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便で対応しています。
対応している配送会社 | 佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便(ゆうパック) |
決済手数料 | 配送会社に準ずる |
まとめ
Shopifyでは様々な決済手段に対応しており、それぞれ決済手数料が掛かります。
少しでも多くのユーザーにリーチできるように、幅広い決済手段を用意しておくのがベストです。
一方で手数料がかさんでくると、かなりまとまった金額が差し引かれてしまいます。
そのため手数料を参考にしながら、導入する決済手段を検討してみましょう。
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