自分の運営するサイトなどの売り上げを伸ばすにはメールマーケティングが非常に重要です。
ECサービスのテンプレートにはもとからメールマーケティングに必要な機能がついています。
本記事ではShopify(ショッピファイ)メールの活用方法と設定、使い方などをわかりやすく解説します。
今後、Shopifyメールを使っていきたいと考えている方は参考にしてみてください。
Shopifyメールとは?何ができる?
以下の項目について詳しく紹介します。
・「Shopifyの通知機能」と「Shopifyメールアプリ」の違い
・Shopify(ショッピファイ)メールの特徴、機能紹介
・操作がシンプルで簡単!
・メールテンプレートの種類が豊富!
Shopify(ショッピファイ)メールは感覚的にできるので操作が簡単なことで初心者の方でも安心して利用することができます。
また、アプリの機能を使えば特定の顧客に届けることもできるので、費用対効果も非常に高いです。
それぞれの項目について詳しく解説をします。
Shopifyの通知機能とShopify(ショッピファイ)メールアプリの違い
Shopify(ショッピファイ)は通知機能で自動的にお客様にメールを送れます。
お客様に通知がいくタイミングは商品を購入したり、こちらが発送したりするタイミングです。
また、Shopify(ショッピファイ)にはメールアプリがあります。
メールアプリではお客様のリストを作成してメルマガなどを最適なタイミングで案内を送ることができます。
適切なタイミングで案内を送ることでリピーターになり、再購入につながります。
Shopify(ショッピファイ)には通気機能とShopify(ショッピファイ)メールアプリはお客様に自動的に案内を送るなどの機能の違いがあります。
Shopifyメールの特徴、機能紹介
Shopify(ショッピファイ)メールの特徴や機能を紹介します。
・操作がシンプルで簡単
・毎月2500通まで無料利用可能
・顧客データとの連携ができる
・メールテンプレートの種類が豊富
Shopify(ショッピファイ)メールは操作が簡単で視覚的に操作ができます。
また、無料で利用できる枠も多いので規模が大きくなければ、無料の範囲でおさまるでしょう。
顧客とのデータとも連携できるので、自分がアプローチしたいお客様に対して、ピンポイントで送ることもできます。
それぞれの特徴について詳しく紹介をします。
操作がシンプルで簡単!
Shopify(ショッピファイ)メールはHTMLメールを使用します。
HTMLメールは文字だけでなく、写真も加工できるなど色々な使い方が可能。
使い方も非常にシンプルなので、使用したことのない人でも簡単に操作できるようになっています。
このようなメールアプリは複雑なものも多く、操作が難しくて断念してしまう事も少なくありません。
しかし、Shopify(ショッピファイ)メールなら操作も簡単で挫折する確率も少ない。
Shopify(ショッピファイ)メールは操作が非常に簡単なことが特徴です。
料金は毎月10000通まで無料利用可能!
Shopify(ショッピファイ)メールは毎月10000通まで無料で使えます。
それ以上のメールは料金が発生。
・0~10000:無料
・10000~:1000通ごとに1米ドル
※料金はUSDで請求されます。
レートは日々変動しますので、10000通を超える場合はその時の通貨のレートを確認して使用するか判断するといいでしょう。。
他のメールアプリと比べても安い価格帯です。
よほど、大きくない規模であれば、10000通で事足りるかと思います。
無料で10000通送ることができるのは珍しいです。
無料枠が大きいこともShopify(ショッピファイ)メールの特徴です。
顧客データとの連携ができる!
Shopify(ショッピファイ)メールは顧客データとの連携も可能です。
そのため、セグメントごとにアプローチもできるので、ターゲットに合わせた配信ができます。
セグメントの内容は買った金額や最後に注文した日、まだ購入していない人などで分けることが可能です。
セグメントごとに分けて配信することは非常に重要です。
見込みのない顧客に配信することはお金も時間もかかります。
最大限の費用帯効果を出すには、ピンポイントで狙った顧客にアプローチをすることです。
そうすることで効率的にアプローチができて、なおかつ、効果も最大限に発揮することができます。
顧客データと連携できるのがShopify(ショッピファイ)メールの特徴です。
メールテンプレートの種類が豊富!
Shopify(ショッピファイ)メールにはテンプレートが付属されています。
そのため、自分で最初から作成する必要はなく、簡単に作ることができます。
また、テンプレートもロゴや説明、URL関係も生成してくれるので重要な部分は作成できるでしょう。
Shopify(ショッピファイ)メールはテンプレートがあるので、初心者でも安心して利用することができます。
初心者が一番つまずくポイントは操作が難しいことやデザインを考えることです。
デザインやそのほかのことを一から考えることはストレスがかかります。
その点テンプレートがあると簡単にデザインをセットできたり、自分が付け加えたい機能を実装できたりします。
Shopify(ショッピファイ)メールはテンプレートが豊富なので、使いやすいのが特徴です。
Shopifyメールの使い方を解説
Shopify(ショッピファイ)メールの使い方を紹介します。
・1. Shopify(ショッピファイ)メールをインストール
・2. メールアドレスの変更、入力
・3. メールの新規作成(キャンペーンの設定)
・4. 本文、デザインの作成、カスタマイズ
Shopify(ショッピファイ)メールを使うには事前に登録や設定が必要です。
それぞれの使い方について詳しく解説をします。
1. Shopifyメールをインストール
Shopify(ショッピファイ)のアプリのストアからShopify(ショッピファイ)メールのアプリをインストールします。
インストールページはこちら
アプリを追加するボタンを押せば、できます。
Shopify(ショッピファイ)アカウントにはログインしている状態で行いましょう。
はじめにShopify(ショッピファイ)メールをインストールするところから始めます。
Shopify(ショッピファイ)メールのあるURLに飛んでインストールを行います。
2. メールアドレスの変更、入力
アプリをダウンロードが完了したら、顧客にメールを送るときの差出人メールアドレスを変えます。
- 管理の画面から設定にいく
- 一般設定をクリック
- ストア詳細のセクションでメールアドレスを変更する
- 保存をクリックする
(ドメインが認証されていないときは送信元のメールアドレスページで
認証をクリックする)
ここでメールアドレスを登録します。
このメールアドレスは顧客の差出人のアドレスとして設定されるので忘れないようにしましょう。
サイトの認知度をより上げるためにはwebサイトの独自ドメインを利用することがおすすめです。
また、顧客から返信が来た時のアドレスにもなるので、埋もれないように別で分けておくか、メールが来たのがわかるようにしておきましょう。
独自ドメインをメールアドレスに設定する方法
Shopifyで独自ドメインをメールアドレスに設定する方法は、Shopify自体に直接メールホスティング機能がないため、外部のメールホスティングサービスを使用する必要があります。
手順は下記の通りです。
【1. 独自ドメインの購入】
まず、Shopifyストア用に独自ドメインを購入する必要があります。これはShopify内で直接行うことも、第三者のドメインレジストラ(例えば、GoDaddy、Google Domainsなど)から購入してShopifyに接続することもできます。
【2. メールホスティングサービスの選択】
続いて、メールホスティングサービスを選択します。Google WorkspaceやMicrosoft 365などのサービスが人気がありますが、他にも多くのオプションがあります。
メールホスティングサービスでのアカウント設定: 選択したメールホスティングサービスにサインアップし、必要な設定を行います。このプロセスはサービスによって異なりますが、基本的にはメールアドレスを作成し、必要な支払い情報を提供することを含みます。
【3. DNS設定の更新】
Shopifyのドメイン設定にアクセスし、メールホスティングサービスから提供されたDNSレコード(MXレコード、TXTレコードなど)をドメインのDNS設定に追加します。
これにより、独自ドメインを使用したメールがメールホスティングサービスにルーティングされるようになります。
【4. メールアドレスのテスト】
設定が完了したら、新しいメールアドレスから、そして新しいメールアドレス宛てにテストメールを送信して、すべてが正しく機能していることを確認します。
この手順では技術的なステップを含むため、具体的な内容は選択したメールホスティングサービスのサポート資料やShopifyのサポートセンターを参照してください。
3. メールの新規作成(キャンペーンの設定)
次に新しいキャンペーンを作ります。
1.Shopifyでマーケティング or アプリ>メールに移動する
2.キャンペーン作成をクリック
3 Shopifyメールをクリック→メールテンプレートを選びます。
4.受取人フィールドをクリック→お客様グループリストから選ぶ
5.メールの件名を入力
6.(オプション)プレビューテキストを入力
7.件名の後ろに表示されるテキストを変更する
次にメールの新規作成を行います。
こちらはキャンペーンなどの情報があるときに顧客へ送るテンプレートです。
実際に顧客へ送る文面となるので、しっかりと確認しておきましょう。
顧客のセグメントを分けて、送ることも可能です。
4. 本文、デザインの作成、カスタマイズ
次にメールやデザインを作っていきます。
作成するのは画像やロゴ、ストア名やヘッダーです。
1.テキストとリンクを入力します。
2 Shopifyストアから画像を選びます。新しい画像をアップロード
3 Shopifyストアの商品にリンク
4.フッターにショップの住所やSNSリンク、電話番号などを入れる
メール本文の箇所にカーソルを置くと+のアイコンが出るのでクリックします。
そうすると画像やテキスト、商品のセクションなどを追加することが可能です。
フォントの詳細設定は右側のエリアで変更することができます。
メール本体の変更が完了したら、右上にある確認をクリックして保存します。
ここでデザインのカスタマイズを行っていきます。
自分のブランドのロゴや、名前、ヘッダーを作成して、入れることが可能。
見た目で印象がだいぶ変わります。
ここもしっかりと作りこんでいきましょう。
5. 配信日時の設定を行う
すぐに送信する場合は送信ボタン、指定した日付で送信したい場合は右上の確認から
配信スケジュールの設定をします。誤って送信ボタンを押しても確認画面が出てきます。
配信設定はシナリオメールも用意しておくことが可能!
配信設定はシナリオメールを用意することもできます。
メールなどを送る際は適切なタイミングと内容で配信することで効果を最大限にできます。
事前に顧客ごとやシチュエーションに沿って、シナリオメールを準備することが可能です。
その方法は後ほど、解説をします。
事前に準備できるメールの配信設定方法
顧客ごとにグループを作成します。
1.Shopifyの管理画面で顧客管理をクリック
2.右側にある詳細な絞り込みをクリックする
3.希望する1つまたは複数の絞り込みを選択
4.絞り込みを保存するをクリック
保存するダイアログで結果を入力する
ここで顧客のグループを分けます。
顧客のグループを分けることで送りたい層に向けて、届けることができます。
顧客のどんな層に向けてどんな内容を送りたいのかしっかりと考えておきましょう。
ターゲットを明確に決めることで、最大限の効果を得ることができます。
顧客のごとのグループ作成
顧客ごとにグループを作成します。
1.Shopifyの管理画面で顧客管理をクリック
2.右側にある詳細な絞り込みをクリックする
3.希望する1つまたは複数の絞り込みを選択
4.絞り込みを保存するをクリック
保存するダイアログで結果を入力する
ここで顧客のグループを作成します。
顧客のどんな層に届けたいのか決まったら実際にここで分けます。
管理画面で顧客のセグメントの条件で絞り込みをかけて、グループを作成。
条件もできるだけ明確に分けて、作成することをおすすめします。
あまり、曖昧な条件だと効果も微妙です。
しっかりと条件を分けておきましょう。
シナリオメール用のキャンペーン設定
Shopify(ショッピファイ)メールだけではシナリオメールなどの配信はできず、「Shopify Flow」という機能と一緒に使用することで可能になります。
「Shopify Flow」でシナリオメールを配信する手順は以下です。
1.手動で希望するワークフローを作る
2.トリガーとなるアクションをきめる
トリガーとなるアクションの例は以下です。
・新しい顧客が作成される
・下書き注文が作成される
・商品の在庫数量が設定した値まで変更される等
3.具体的な条件を設定
4.具体的なアクションの設定
Shopify(ショッピファイ)メールの管理機能だけではシナリオメールを作成することはできません。
Shopify(ショッピファイ) Flowという別アプリと連携させることで可能となります。
トリガーとなる顧客のアクションを決めておくことで自動で配信することが可能です。
どのタイミングで送りたいのかを事前に決めておきましょう。
タイミングを決めたら、後は実際に送られているのか、送られた後の反応を確認します。
顧客に送った後の分析をしないとこの施策に意味がありません。
Shopify(ショッピファイ)メールで送られた後に実際にどんな反応だったのか標準機能についている分析ツールで確認をしましょう。
よくある質問Q&A
よくある質問について紹介します。
・顧客全体に一斉送信する方法は?
・どれくらいメールが見られているのか確認方法は?
・明細書や領収書をメールで送付するには?
・顧客へのメール以外のアプローチ方法はある?
それぞれのよくある質問について詳しく解説をします。
顧客全体に一斉送信する方法は?
Shopify(ショッピファイ)メールはメルマガの読者にしかメールの配信ができません。
もし、顧客全体に一斉送信する場合は顧客管理のセグメントで全体のお客様を
含むリストを作成して、mailchimpやOmnisend、Klaviyoの配信プラットフォームを利用するか、Gmailを利用して送付するしかありません。
Shopify(ショッピファイ)メールは標準でついている機能もありますが、他のプラットフォームを組み合わせることでさらにできることが増えます。
自分がまず、やりたい施策を考えて、それがShopify(ショッピファイ)でできるのか、できなければ他のプラットフォームを組み合わせることができるのかを考えるといいですね。
もし、顧客全体へ送信したい時は他の配信プラットフォームを活用して送信しましょう。
どれくらいメールが見られているのか確認方法は?
Shopify(ショッピファイ)メールには分析機能がついています。
そちらを利用することで顧客の行動などの詳細を分析することができます。
詳しくはこちらをチェックしてみてください。
顧客の行動を分析することでどのタイミングでものが売れているのかわかり、どのタイミングで案内を送るべきかわかるでしょう。
分析はメルマガなどを配信する時に非常に重要です。
Shopify(ショッピファイ)メールの機能を使用することで分析をすることができます。
明細書や領収書をメールで送付するには?
明細書などの書類をお客様へメールで送ることができます。
基本的にお客様が登録しているメールアドレスにしか送ることができません。
明細書など発行はShopify(ショッピファイ)メールの標準機能についています。
詳細はこちらをチェックしてみてください。
ものを購入した時に明細書や領収書の発行は常識です。
明細書や領収書の発行はShopify(ショッピファイ)メールで送付することができます。
顧客へのメール以外のアプローチ方法はある?
顧客へのメールが以外のアプローチ方法はキャンペーン販促を打ち出すか、サブスク機能
などを利用してアプローチをかけるといいでしょう。
その他のアプローチ方法としては顧客に直接ダイレクトメールを送る方法も可能。
メールで送ると他のメールに埋もれて、気づかれない場合も考えられます。
ダイレクトメールなら、直接送付するので必ず見てもらうことはできます。
キャンペーンに関してはセールを開催する、リピーターには割引するなどがいいでしょう。
顧客にメール以外のアプローチはいろいろな方法があります。
Shopifyでメールを活用して、顧客満足度up!
メールマガジンはLTV(ライフタイムバリュー)の施策として非常に有効です。
顧客にこちらから働きかけることで長く関係を築くことができます。
顧客と長く関係を築くことができれば、売上も安定的に伸ばすことができます。
新規顧客を開拓するのは大事ですが、限界があります。
いかに一度購入した顧客にもう一度購入してもらうかが重要です。
そのためには情報を定期的に届ける仕組みづくりをしなければいけません。
メルマガを送るなどを自力でやるのは労力がかかるため、Shopify(ショッピファイ)メールなどのプラットフォームを活用することで簡単に仕組み化することができます。
操作も簡単なのでパソコンが苦手な人でも安心して使うことができるでしょう。
気になる方はぜひ、活用してみることをおすすめします。
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