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ECサイトをWordPressで作る方法! おすすめのテーマも紹介

ワードプレスによるECサイトの作り方

 EC機能がついたプラグインを導入する

ECサイトをワードプレスで作成するためには、まずECサイトに必要な機能が使えるプラグインを導入する必要があります。

ECサイトに使われる機能としては、以下のようなものがあります。

  • カート
  • 決済機能
  • 管理機能
  • お問い合わせフォーム
  • マーケティング機能

以下でECサイトの運営に必要な機能について1つ1つ解説します。

ECサイトの運営に必要な機能

カート

カート機能では、ユーザーが商品を選択し、購入するまでの流れを管理することができます。

購入したい商品をチェックしてすぐ購入できる状態にするのはもちろん、追加や削除など、数量の管理でも使われる機能です。

決済機能

決済は、商品の購入時に支払いを行うために使われます。

クレジットカードや電子マネーなど、支払い方法を設定することもできますが、ワードプレスのプラグインは決済手段が少なくなりやすいので要注意でしょう。

管理機能

商品の在庫管理や注文管理、顧客管理などを行うための機能です。

お店側がサイト上で在庫や注文、顧客のサポートなどを行うために使うので、ECサイトを運営するのに必須の機能といえます。

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームは、ユーザーからの質問や要望を受け付けるための機能です。

ユーザー向けのサポートとして機能するので、ECサイトを運営するうえではとても重要といえるでしょう。

フォームのほかにも、LINEやチャット機能などを通じてユーザーからの問い合わせを受け付けるケースもあります。

マーケティング

マーケティング機能は、商品の販売促進や顧客のリテンションを図るための機能です。メールマーケティングやSNSマーケティングなど、さまざまな手法を用いることができます。

ECサイトのマーケティングを支援するための機能です。

マーケティングは、商品の販売やリピートを促進するために行うもの。

ワードプレスには、メールやSNS、広告、SEOなど、さまざまなマーケティング施策を簡単に行えるプラグインが数多くリリースされています。

ECサイト作成におすすめのワードプレス用プラグイン

Welcart

Welcart公式

Welcartは、ECサイトを構築するためのWordPress専用プラグインの1つです。

決済機能や在庫管理・会員管理などひととおりの機能がそろっており、WordPressでサイトさえ作れれば無料ですぐにECサイトを立ち上げられます。

すぐに使えるデザインテンプレートが豊富な点に加え、SEO対策に強いサイト設計になっているので、最初のうちからマーケティングをしっかり行いたい人にはおすすめかもしれません。

WP-OliveCart

WP-OliveCart公式

WP-OliveCartも、WordPress用のECサイト構築プラグインの1つです。

ひととおりの機能が揃っているのはもちろん、スマホやパソコンごとに画面デザインを最適化できる「レスポンシブデザイン」に対応している点が大きな特徴です。

商品登録と同時にページを作成できるなど、シンプルで使いやすい点もメリットの1つでしょう。

WooCommerce

WooCommerce公式

WooCommerceは、世界各国で多く使われているワードプレス用のECプラグインです。

すぐにEC機能を導入できる手軽さが特徴ですが、有料のプラグインと組み合わせることで決済機能や複数住所など、

自由自在に機能を拡張させることも可能になります。

プラグイン自体は日本語に対応していませんが、有志による日本語解説サイトが充実しているので安心です。

最初は単純な機能から始めつつも、使いやすいECサイトを作っていきたい人はまず導入を検討してみても良いでしょう。

ECサイトをワードプレスで作るメリット・デメリット

ここからは、ワードプレスのメリットやデメリットについて解説します。

ワードプレスのメリット・デメリットは、以下のようなものがあります。

  • メリット
    • 無料で構築できるので、初期費用を抑えられる
    • 機能拡張のプラグインが豊富でカスタマイズしやすい
    • 専門的な知識が必要ないので、初心者でも安心
  • デメリット
    • セキュリティ面のリスクが高い
    • 決済方法が限られてしまう

ワードプレスでECサイトを構築することに少しでも抵抗を感じたら、

簡単にECサイトを構築できるASPカートやモール型の構築サービスを使うのがおすすめです。

ECサイトをワードプレスで作るメリット

無料で構築できるので、初期費用を抑えられる

ECサイトをワードプレスで構築する最大のメリットは、コストを最小限に抑えられるという点にあるでしょう。

ワードプレスは,、Webサイトを無料で手軽に作れるという点が大きな特徴の1つ。

コストをかけずに必要な機能がついたプラグインを組み合わせられるので、ASPカートなどを使うよりもさらに初期費用を抑えることができます。

機能拡張のプラグインが豊富でカスタマイズしやすい

ワードプレスはプラグインが非常に豊富で、機能を拡張しやすいという点もメリットの1つです。

用途に合ったプラグインを組み合わせることで、運用しやすい自分好みのECサイトを作ることが可能。

運用がしやすいことで商品の管理もしやすくなり、結果的にはECサイトの売上アップにつながるかもしれませんね!

専門的な知識が必要ないので、初心者でも安心

ワードプレスは直感的にWebサイトを作れるので、コーディングなどの

専門的な知識がなくてもECサイトを作成することができます。

「商品を売りたいけどECサイトのことはなにもわからない……」という初心者の人でも、テンプレートやプラグインを使うことですぐにサイトを構築し、販売することが可能です。

ECサイトをワードプレスで作るデメリット

セキュリティ面のリスクが高い

ワードプレスはオープンソースのツールであり、自由にカスタマイズしやすい反面、セキュリティ面のリスクが高いというデメリットがあります。

オープンソースとは、内部のソースコード(ソフトの中身)を公開している状態のこと。

無料で導入することができ、カスタマイズを自由に行えるというメリットがあります。

ただし中身がわかってしまうことを悪用する人がまれに存在するので、サイバー攻撃を受けるリスクは確実に大きくなります。

不正ログインなどを防ぐためには、セキュリティを強化するプラグインを導入するなど、こまめな対策が必要となります。

決済方法が限られてしまう

ワードプレスのプラグインでは、提供されている決済方法が限られてしまう可能性もあるので注意が必要です。

無料ですぐに使えるプラグインを使えば、銀行振込や代金引換・Paypalなどの決済方法をすぐに導入できます。

すぐ導入できるプラグインでは、クレジットカードや電子マネーなどの支払い方法に対応できないことがほとんどでしょう。

近年は後払いサービスやApple Payなど、スマホを使ったEC決済も増加しているので、多様な支払い方法を導入しなければ機会損失にもつながりかねません。

ワードプレスのECサイトで多様な決済方法に対応させるには、有料のプラグインを使うか、プラグイン以外の決済代行サービスを使う必要があります。

ワードプレスを使ったECサイトの事例

ここからは、ワードプレスを使って構築されたECサイトの具体的な事例について解説します。

日本ロイヤルガストロ倶楽部

https://www.aionline-japan.com/

日本ロイヤルガストロ倶楽部は、株式会社アイオンラインが運営する国産グルメのセレクトショップです。

プラグインにはWelcartが採用されており、住所登録やポイント制度、メールマガジンなど、ユーザーにとって使いやすい機能がひととおり揃っています。

ギフトショップということもあり、名入れやお届け日の選択など、贈り物をするのに必要な機能も完備。

決済方法もECサイトとしては豊富ですが、クレジットカードのセキュリティ対策について丁寧な説明がされており、ユーザーに寄り添ったECサイトとなっています。

情報量が多めであるにもかかわらず、説明が丁寧で見やすい設計となっているのが良いですね!

取り寄せむすび

取り寄せむすび公式

宮城県のグルメや名産品に特化したECサイトで、こちらもWelcartが使われています。

食品ロスをなくす取り組みからすべて受注販売を行っており、現在の販売数がひとめでわかるようになっている点が特徴。

また、販売方法が一般的なECサイトとは異なることから、初めての人向けのご利用ガイドがサイトの見やすい位置に置かれています。

他にも、注文数や販売数の制御、残り時間表記、自動メール送信など、お店なりの特殊な販売方法に合わせたカスタマイズがしっかり行われています。

HAPPY NUTS DAY

HAPPY NUTS DAY公式

HAPPY NUTS DAYは、ピーナッツバターを販売する千葉発のECサイトです。

サイトの構造や決済方法・機能はシンプルですが、ギフトセットや関連商品などを展開することで、多用途なニーズに対応できる工夫がなされているのが特徴。

高画質な画像を使うことで、シンプルながらもより商品のイメージをつかみやすいサイト設計になっています。

EDIT LIFE

EDIT LIFE公式

アート作品や生活雑貨を販売するECサイトです。

メディア型のECサイトになっている点が大きな特徴で、記事コンテンツを通じてさまざまな商品が紹介されています。

ブランドごとのページもまとめられており、とても洗練されたサイト構成になっているのではないでしょうか。

「デザインの自由度が高い」という、ワードプレスの魅力を存分に活かしたECサイトの事例といえるでしょう。

ECサイト向けのWordpress用おすすめテーマ

ワードプレスでは、すぐに使えるテーマが数多くリリースされており、専門的な知識がなくても簡単におしゃれなデザインのサイトを構築できます。

プラグインと連携させられるほか、EC機能が組み込まれているテーマもあり、すぐにECサイトとして運営することも可能。

ここでは、ECサイトに特化したワードプレスのテーマをいくつかご紹介します。

GLAMOUR

GLAMOUR公式

価格:39,800円(税込)

Welcart対応

GLAMOURは、TCDが開発したECサイト用のワードプレステーマです。

Welcartに対応しており、ECサイト運営に必要な機能がひととおり揃っているので、専門的な知識がなくてもすぐに導入可能。

マガジン系のECテーマなのでメディアコンテンツの展開がしやすく、ユーザーにとっては商品のイメージがしやすいサイトに仕上げることができます。

どんな商品にも合いますが、中でも実物のイメージが大切なアパレル系のECサイトを展開しようと考えている人にはおすすめでしょう。

「GLAMOUR」のサンプルはこちら

 

ICONIC

ICONIC公式

価格:39,800円(税込)

Welcart対応

ICONICも、TCDが開発しているECサイト向けワードプレステーマの1つです。

シンプルなデザインが特徴で、少ない情報量でもしっかり商品の良さを訴求することが可能。

シンプルながらもカート機能や会員管理など、ECサイト運営に必要な機能が揃っているので、誰でも手軽に運用することができます。

GLAMOURとは価格も同じですが、まずはシンプルに商品を売りたい、メディア展開よりもトップページの導線を重視したいという人はICONICがおすすめでしょう。

「ICONIC」のサンプルはこちら

EGO

EGO公式

価格:39,800円(税込)

Woocommerce・Welcart対応

同じくTCDからリリースされているEGOは、Welcartだけでなく、WooCommerceにも対応している点が大きな特徴です。

こちらもシンプルなデザインとなっており、日本人にとってもなじみやすいECサイトが構築可能。

「EGO」のサンプルはこちら

商品数が多くなくても寂しくならないような設計がされており、初めて商品を売る人でも充実感のあるECサイトが作れます!

Proteo

Proteo公式

価格:無料

WooCommerce対応

Proteoは、無料で使えるWooCommerce向けのワードプレステーマです。

無料ながらもひととおりのカスタマイズ機能がそろっており、シンプルなデザインで商品を訴求することが可能。

自分好みのECサイトを手軽に構築できますが、説明書が英語のみである点だけは要注意でしょう。

「Proteo」のサンプルはこちら

 

ECサイトは自分に合った方法で構築しよう!

ECサイトをワードプレスで構築する方法についてご紹介してきました。

初期費用を抑えてECサイトを構築できるのがメリットですが、ASPカートを使うなど、手軽にECサイトを作れるサービスは他にもたくさんあります。

自分に合った方法やテーマ・プラグインを見つけ、ユーザーにとっても使いやすく、購入したくなるようなECサイトをぜひ作ってみてくださいね。