お客様に届く領収書などの書類は、ショップオーナーの顔は見れないネットショップだからこそ、非常に重要性は高いです。
注文した物は、間違った物が届いていないか、またはちゃんと支払っているのかを、オーナーとお客様が、互いに確認するためだからです。
そこで、今回はShopifyでネットショップを展開したい事業者様に向けて、Shopifyの運営に必要な書類と、購入した際に商品と、同梱する領収書などを発行するための、便利なアプリを紹介します。
Shopify運営に必要な書類について
Shopifyの運営に必要な書類は、大手ネットショップと同じ明細書や請求書、納品書に領収書です。
領収書以外の書類は法律的な発行義務がなく、必ず商品と同梱する必要はないことをご存じでしたか?
しかし、トラブルを避けるために、領収書などの書類は発行したほうが良いでしょう。
まずは復習も兼ねて、Shopifyの運営に必要な書類について、順番に説明していきます。
明細書
明細書は、お客様に購入品の内容を伝えるものなので、サイトと金額が違ったり注文した個数が間違っていたというトラブルを避けるためには、発行したほうが良いでしょう。
請求書
請求書は法的な発行義務はないですが、お客様と支払いのトラブルを回避するために、発行したほうが良いです。
例え同梱しなくても、刑罰はもちろんないですが、商品と同梱してお客様に送ることが一般化されています。
納品書
注文したものとは違うというトラブル回避のために、商品と同梱して送ったほうが、お客様とショップオーナーのためにも良いことでしょう。
領収書
領収書のみですが、お客様から発行の請求があれば発行して商品と同梱することが、義務付けられているので気をつけましょう。
ただし、領収書の再発行については、二重請求を防ぐ観点から、発行は義務付けられておらず、少し紛らわしいですがお客様に領収書を発行するときに、再発行なのかを気をつけて確認することです。
Shopify標準機能で明細書は発行できる
https://help.shopify.com/ja/manual/orders/packing-slips
肝心の書類発行は、どこで行えばいいのかですが、明細書の発行はShopifyの管理画面から印刷ができます。
明細書の編集も、Shopifyが用意したLiquidというテンプレート言語を使用して、カスタマイズもでき、その他HTMLやCSS言語を使用すれば、自社ブランドに合った明細書も、作成は可能です。
請求書や納品書を送りたい場合
上記のURLにあるアプリは、Shopify内のAppStoreからインストールできます。
こちらのアプリは、請求書や納品書を大量に印刷ができて、個別に発行しなくてはいけないときにも、簡単に作成もできます。
HTMLやCSS言語を使用出来れば、テンプレートをカスタマイズ可能なので、プログラミング言語は、覚えておいた方が良いでしょう。
納品書や領収書のテンプレートの編集にはOrder Printer
https://apps.shopify.com/order-printer-templates
こちらのアプリOrder Printerは、無料でShopify内のAppStoreからインストールできますが、中には有料プランもあります。
どちらかというと有料プランを利用したほうが、良いテンプレートも多いですが、無料のプランを利用しても、問題はないでしょう。
帳票アプリ
Order Printer
https://apps.shopify.com/order-printer
お客様に届ける必要な書類は、すべてこのOrder Printerから印刷できます。
デフォルトのテンプレートでも使えますが、やはりHTMLとLiquidのプログラミング言語は使えたほうが、自社ブランドのイメージに合った書類を作成できるので、覚えたほうが良いでしょう。
Quick Order Printer
https://apps.shopify.com/documents-development
伝票の発行者と、領収書などの重要な書類のテンプレートを登録ができるアプリです。
会社のロゴマークも、画像で登録も可能なので、自社ブランドに合ったロゴを作成して、登録すると、他の企業と区別もできます。
セキュリティもShopifyのサーバーに記録されるので、会社の情報が漏れることはなくて、安心かつ安全に運用できるでしょう。
このアプリも、ShopifyのAppStoreでインストールは可能なので、利用することをおすすめします。
面倒な配送業務を一元管理できるShip and co
こちらを使えば、出荷作業も大幅に短縮ができる非常に便利なアプリです。
なんと、送料の比較やお客様への送り状、納品書の発行もこれ1つで、すべて印刷できる優れものです。
嬉しい特徴は、複数のEC店舗のオーダーも一元管理してくれるおかげで、コピー&ペーストする手間が省けます。
まとめ
領収書などの書類は、お客様とのトラブルを防ぐために、とても重要な書類です。
しかし、問題はショップが大きくなってくると、大量に印刷・発行をしなくてはいけないので、従業員が少ないとかなりの重労働になるでしょう。
Shopifyではそんな悩みを解決すべく、このような書類を、まとめて印刷や発行できるアプリがあります。
最近はShopifyでも、日本語で対応できるようになってきたので、この記事を読んだ事業者様は、ぜひShopify内にある、領収書などを発行できるアプリを、利用してみてはいかがでしょうか。
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