Shopifyは随時アップデートされていますが、大型アップデートが、年2回実施されています。
夏と春にあることから、2024Summer、2024Winterなどとアップデートされており、特設ページなどが作られています。
今回の記事では、Shopify PartnerとしてみるShopify Editionsに対する見解と、それぞれのトピックに合わせた解説記事を紹介していきたいと思います。
※随時記事は追記していく予定です。
各トピックと解説記事
細かくトピックを説明していくととんでもない量になってしまうために細かくは個別記事をご確認ください。
まだ未解説のトピックは随時更新していく予定です。
Store Front
Shopifyで商品カテゴリやバリエーションなど、商品に持てる情報が拡張、充実することで特に多品目のECストアにおいて商品をより魅力的に、わかりやすく見せることができるようになります。
決済・販売方法
すでに案内されていたワンページチェックアウトに加え、分割払いやクレカ情報の保存機能も!?
Checkout関連の機能やAPIがかなり拡大!アプリで簡単拡張も
個人的にはShopify Subscriptionアプリよりバンドルやディスカウントの販売方法拡充が良さそう
「Shopify Subscription」アプリをはじめ、セット売りやディスカウントの販売方法が拡充!
マーケティング
まだ日本では使えない機能もありますが今後の拡大に期待!
Shopify AudiencesやCollabsなど、マーケティングの可能性が広がる
サイトスピードの分析がわかりやすくなり改善がしやすくなります
これからECはじめる店舗様はこれで十分!
広告やCRMの分析がリッチに!さらに未来の売上予測も可能に!?
EC運用
AIで運用業務を効率化!
AI活用が簡単に!Shopify Magicが使える場所が増える
Shopifyが提供する「Shopify Search & Discovery」がAIにより検索性能が向上!(でも日本語検索には引き続きの課題も、、)
さらに業務を効率化!活用方法がさらに広がっています
Shopify Flowがより便利に!コードでアクションが実行出来るように
B2B
Shopifyも力をいれているB2B、かなり使いやすくなっています!
ShopifyEditonをどう見るべきか?
ECに限らず様々なプラットフォーム上でビジネスを展開する上で、そのプラットフォームがどの方向性を目指しているか、を読み解きながら個別の機能に注目していくことで、店舗独自でどこまでカスタマイズをしていくべきか、アプリ開発はどのようにしていったらよいかを読み解くことが出来ます。
合えて見る観点・順序を分けるとするならば
- Shopifyの戦略読み解く
- 技術的なアップデートから読み解く
- 運用者視点から読み解く
ここからは、ハックルベリーとして今回のアップデートをどう読み解いたか、をお伝えしたいと思います。
Shopifyの戦略をどう見たか?
Shopifyがどこに力を入れているかは、機能アップデートの多さでおおよそ見ることが出来ます。
今回のアップデートでは、CheckoutとB2Bの機能アップデートが非常に多かったのが特徴だと思います。
また、Cookie規制などに対してもShopify Audiencesで積極的に対抗していることや、ネイティブアプリに埋め込むことが出来るような機能が出ていることから、プラットフォームとしてShopify外にも手を広げようとしていることが良くわかります。
技術的なアップデートをどう見たか?
昨年に引き続き、お客様拡張機能を含めた、拡張するポイントが増えてきました。
ここから読み取れるのは、やはりセキュリティを非常に大事にしていて、かつ、最大限の利便性を高めようとしている努力が読み取れます。
Shopifyの特徴である3rdパーティのアプリが入るという事から、セキュリティ面と利便性のトレードオフのバランスを取ることは非常に難しい問題ではありますが、優秀なチームだからこそこれだけのアップデート数を乗り越えられているのだと思います。
運用者視点からどう見たか?
ECはやることが多いので、便利機能や、もともと制限がかかっていた機能が拡張されるなど、実際に出来ることが増えたのは運用者としては素晴らしい部分が増えました。
Shopify Magicなどは今後運用において、相談する相手がAIになるなどの世界観も期待できると思います。
一方で、全体的にEC運用者のレベルが上がってきているのだとも感じます。
今まではノーコードツールが基本的に主流となっていましたが、過去のShopifyQLなどのアップデートが出て、今回のアップデートでは、Shopify FlowでRun Codeが出るなど、コーディングを一定できることでカスタマイズ性を高めている、というのも見受けられます。
より効率化していくためには、運用者の専門性を高くしていく必要性が感じられました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Shopifyはアップデート数が多すぎて情報を追うのがとても大変だと思いますが、
好評であれば2024Summerの解説も実施したいと思いますので、少しでも役立ったようであれば、是非X(旧Twitter)やFacebook等でのシェア、はてブ登録など、お願いできればと思います。
それでは!