営業スタッフ権限が追加!支社(ロケーション)ごとに最大10名まで設定可能に
今回新たに「営業スタッフ」の権限が追加されました。
営業スタッフは「顧客管理」や「注文管理」など指定した機能のみが利用できるようになり、営業スタッフを顧客に割り当てることが可能になります。
- これにより営業ごとの成績の管理が可能になる
- 営業が自分の担当顧客の注文を管理画面作れるようになる(割引等の調整も)
など、営業活動を仕組み化し、強化しやすくなったようです。
※イメージ画像からは少し伝わりづらいと思いますが、、
B2B向けに最適化された新テーマ「Trade」も登場!
B2Bの卸売ビジネス向けにデザインされた新テーマも登場したようですが、ShopifyPlus限定のようですね。
Plus限定だけど豊富なカスタマイズが可能に!
- ヘッドレス化することで最適な顧客サイトの構築が可能
- 顧客ごとの卸売り価格(割引設定)に加え、Shopify Functionsを活用して追加のディスカウントも可能に
これにより、卸向けの販促施策の幅が広がり売上の向上をサポート! - 小切手や銀行振込など、Shopify外で決済された注文も登録・追跡ができ支払いの管理が可能に
※こういう既存の商習慣に対応したアップデートはShopifyのいいところ! - 卸商品にデジタル商品も対応!
音楽や動画、楽譜などのデジタル商品にも対応
検索ページのフィルターがアップデート!
ShopifyのThemeにおける既存の価格や在庫有無、人気順等の並び替えに加え、B2Bで必要な「マージン」「小売価格」「送料無料」「カテゴリ」の絞り込みが追加になりました。
マージンなど顧客企業が気にするポイントのフィルターは重要なので、是非利用したいですね
Shopify Collectiveのアップデートでメーカー側の管理がスマートに(米国限定)
Shopify Collective自体が米国でしか利用できないので、ご参考までにですが、
Shopify Collectiveは乱暴にいうとメーカーが小売ECストアへ商品の販売を委託できる機能です。
今回のアップデートでは、小売で販売された商品の支払日やキャンセル依頼有無など注文状況がタイムラインでわかりやすく管理できるようになったようです。
ECを開始したばかりの店舗としては、認知度が高い小売ストアに販売協力を依頼できるのはとてもありがたいので、日本国内でも利用できるようになると嬉しいですね。
業界屈指のオンライン卸売モール型EC「Faire」との提携(米国限定)
こちらも米国限定ですが、米国の大手モールECの「Faire」と提携しました。
日本の楽天アプリ等と同様に、指定した商品を「Faire」で出店、受注情報や在庫の連携が可能になることで、強力な集客力をもったモールでの顧客獲得が期待できます。
卸もこういう既存の大きいプレーヤーとの提携は重要だと思いますが、日本だとネッシーさん等でしょうか??うーん、卸のDXのほうが先決かもなぁ
各地域ごとにモールECごとに在庫のリアルタイム同期が可能に!
Amazon France、Amazon Canada、Walmart US、eBay Japanなど、各地域ごとのモールやマーケットプレイスからの注文を指定した倉庫の在庫とリアルタイム同期が可能になったようです。
卸を越境で実施する際にはとても便利なのと、
マルチテナント(復数プラットフォーム)をまたいだOMSの基幹システムとしてのポジションも狙っていそうですね。
OMSのポジションが取れると顧客や販売情報が蓄積できるためデータを活用した機能拡張やビジネス展開に加え、モールよりもShopifyのほうが手数料が安いので流通手数料の向上にもつながるので良い戦略に見えますね。
さらに、Amazon出品用フィールドが自動で入力されるようになったようで、特にAmazonとの連携を強化しているように見えますね。
まとめ
前回のEditionsからですが、ShopifyはB2Bにもかなり力を入れているようですね。
標準機能のアップデートもしつつ、ビジネスの形態によりカスタマイズが入ることを理解しており、詳細な調整がかなりしやすくなっている印象です。
国内でもBカート、楽楽B2B、ecbeing BtoBなどありますが拡張性と費用のバランスを考えるとB2BにおいてもShopifyはかなりおすすめではないかと思います。
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