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Shopifyで「Klaviyo(クラビヨ)」を使ったメールマーケティングの方法解説!

ECショッピング運営において、ユーザーとのコミュニケーションは重要な要素であり、メールマガジンやLINE配信は必須事項です。しかしShopifyにはメルマガ配信などのメールマーケティングができるデフォルト機能が備わっておらず、専用のアプリを組み合わせて使う必要があります。

そこで本記事では、Shopifyとメールマーケティングアプリ「Klaviyo」を組み合わせた施策を紹介し、売上アップにつなげる方法を解説していきます。Shopifyを使いこなし、メールマーケティングで圧倒的な結果を出したい方は、ぜひ参考にしてください。

Klaviyoとは?Shopifyストアのメールマーケティングを強化

klaviyo メール shopify

メールマーケティングアプリにはmailchimpやsendgridなどの有名なサービスがいくつかありますが、その中でもKlaviyoはShopifyストアと親和性の高いアプリです。日本での知名度はそれほど高くありませんが、2023年にニューヨーク証券取引所に上場しており、EC業界向けのB2BサービスではNO.1企業とも言われています。

そんなKlaviyoの強みは、ユーザーデータ分析やカスタマイズした独自キャンペーンの作成が可能な点です。ユーザーをセグメントして配信することができるため、個々のニーズにあった情報を提供でき、マーケティング効果を最大化できます。密なユーザーコミュニケーションを効率的に実現可能なアプリです。

Klaviyoの基本機能

Shopifyとの親和性が高く設計されているKlaviyoの基本機能には、以下のようなものがあります。

【メールキャンペーンの自動化】
ユーザーの行動に応じたメールを自動的に送ることができます。

例えば、かご落ちのユーザーにフォローアップメールを送ったり、購入後のサンクスメールを自動配信したりすることが可能です。

【セグメンテーション】
ユーザーデータを詳細に分析し、ユーザーセグメントを細分化。個々のターゲットに合ったメールを送ることができます。

【アクションレポート】
メールの開封率やクリック率、経由売上に至るまでのパフォーマンスを確認できます。

Klaviyoを使用するメリット


また、Klaviyoを使用するメリットは以下の通りです。

【ユーザーエンゲージメントの向上】セグメンテーションと配信の自動化により、個々のユーザーに合わせた配信でエンゲージメントを高めることができます。

【高度なデータ分析】
KlaviyoはShopifyのデータを深く掘り下げ分析することで、より効果的なマーケティング戦略を立てることが可能です。

【効率的なマーケティング運用】
配信の自動化により工数をかけずに運用でき、ROIの向上が期待できます。

 

KlaviyoとShopifyの組み合わせで、オンラインストアの成長に不可欠なメールマーケティングをより効率的かつ効果的に進めることが可能です。

詳細にカスタマイズされたコミュニケーションを通して、ユーザーとの関係を深め、売上の最大化に貢献することが期待できるでしょう。

ShopifyとKlaviyoを連携する利点

Shopifyでのメールマーケティングは、Klaviyoとの連携により大幅に強化することができますが、最大の利点は「効率的なユーザーエンゲージメントの自動化」が可能になることです。

Klaviyoはユーザーデータを深く分析し、その結果を基にターゲットを絞ったセグメンテーションを行い、個々のユーザーに合わせたメールを自動的に送信できます。

この作業を手動で行うと大幅な工数を要しますが、Klaviyo連携で時間とリソースの節約につながります。

またユーザーとの接点を的確かつ密に持てることで、ビジネスをより加速することができるでしょう。

Klaviyoの価格とプランの選び方

Klaviyoの価格は以下の通りです。

【無料プラン】
Klaviyoの無料プランでは、小規模ビジネスやスタートアップに適しており、基本機能が使えます。最大250人のリスト保持と500件のメール送信が可能です。

【 有料プラン:月額20ドル〜(価格はリスト数に応じて変動)】
有料プランでは、リスト数とメール送信量によって月額費用が変わります。より高度なセグメンテーション機能や、A/Bテスト機能が利用できます。

 

Klaviyoの価格体系は、使用する機能、リスト数、送信するメールの量によって変化するため、ビジネスの成長に合わせて柔軟にプラン選択が可能です。

具体的な価格は、Klaviyoの公式ウェブサイト(https://www.klaviyo.com/pricing)に記載されています。

ShopifyユーザーはKlaviyoのダッシュボードから直接アクセスでき、最適なプランを選ぶことができるため、まずは自店舗に合ったプランがいくらになるのか確認してみましょう。

実践!ShopifyでKlaviyoを活用するステップ

ShopifyにKlaviyoを連携し、実際にメールを作成するステップを解説します。まずは初期設定から行いましょう。

Klaviyoの初期設定とShopifyとの連携ステップ

【1. Klaviyoアカウントの作成】
Klaviyoの公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。必要な情報を入力し、サインアップを完了させてください。

【2. Shopifyストアへのログイン】
Klaviyoと連携させたいShopifyストアにログインします。

【3. ShopifyのアプリストアでKlaviyoを検索】
Shopifyのダッシュボードからアプリストアにアクセスし、「Klaviyo」を検索します。

【4. Klaviyoアプリの追加】
検索結果からKlaviyoアプリを見つけ、[アプリを追加]ボタンをクリックします。アプリのインストール画面が表示されるので、手順に従ってください。

【5. 連携の設定】
Klaviyoアプリインストール完了後、ShopifyストアとKlaviyoアカウントを連携させます。これには、ShopifyのAPIキーが必要になる場合があります。

【6. 確認】
連携が正しく行われたことを確認するため、KlaviyoダッシュボードでShopifyストアが表示されていることを確認してください。表示されていれば、初期設定は完了です。

メールキャンペーンの作成ステップ

初期設定が完了したら、続いてメールキャンペーンの作成です。大まかなステップは下記の通りです。

【目標の設定】
まず、キャンペーンの目的を定めます。新製品の紹介、特定のセールのプロモーション、ユーザーロイヤルティの向上など、このメール配信を通して達成したいゴールを決めましょう。

【セグメンテーション】
続いてセグメント作成です。左メニューバーにある「Lists & Segments」より作成します。

Klaviyoでは、ユーザーを購買行動や過去のインタラクションに基づいてグループ分けすることができます。

ターゲットを絞り込むことで、パーソナライズされた内容を提供し、より関連性の高いメールを送信可能です。

【メールコンテンツの作成】
題材に合わせた魅力的なコンテンツをデザインします。

読者の注意を引き付けるために、テキストメッセージに加え画像または動画を使用しましょう。

またメールマーケティングでは、開封をしてもらうことが重要な第一ステップになります。

件名の先頭にはユーザーが興味を持つ内容を入れましょう。

【A/Bテストの実施】
Klaviyoでは、異なるメールバリエーションを配信して、どちらのメールがより貢献度が高いかテストできます。

件名、画像、CTAの違いなどをテストし、メール内容をブラッシュアップしましょう。

【キャンペーンのスケジュールと送信】
読者がメールを開く可能性が最も高い時間を選んで、キャンペーンをスケジュールします。データ分析でアクセス数の多い時間を選ぶとよいでしょう。

【結果の分析と改善】
Klaviyoのレポーティングツールを利用して、開封率、CTR、コンバージョンなどの重要指標を確認します。日々チェック、改善を繰り返してPDCAをスピーディーに回すことが重要です。

セグメンテーションとターゲティング戦略

Klaviyoを使ったメールマーケティングを成功させるためには、セグメンテーションとターゲティング戦略が不可欠です。

まず自社が保有しているリストを、行動や購買歴をはじめとしたさまざまな属性に基づいて細分化します。これをセグメンテーションといいます。そしてセグメントしたユーザーに対し、狙うべきグループを選び出す工程をターゲティングといいます。

KlaviyoはFacebookなどさまざまなツールのカスタムオーディエンスと同期しており、ユーザーの興味や嗜好を分析、それに基づいてターゲットに合ったメールを配信することが可能です。さらに、ユーザーがストアでの行動など特定の行動をとった場合に応じて、カスタマイズされたメールの配信を設定することもできます。

通常これらのセグメント作業は、膨大なユーザー行動データを分析する必要があるため、時間と知識も必要です。しかしKlaviyoでは、自動で顧客情報のセグメントを行ってくれる点が大きなメリットでしょう。

自動化フローの設定と最適化のコツ

Klaviyoでは、新規登録ユーザーへのウェルカムメールやカゴ落ちメールを自動化でき、ユーザーと効率的かつ適した場面でコミュニケーションをとることができます。

ShopifyストアにKlaviyoを連携後、基本的なウェルカムメールやカゴ落ちメールを設定しましょう。

ユーザーの購入プロセスで発生する基本的なフローなので、自動化できるメールはすべて設定するのが望ましいでしょう。

他にも商品レビュー依頼メールや、休眠ユーザーに向けたメール配信設定も可能です。

ここで注意すべきは、初回設定のままで放置しないことです。定期的にレポートを確認し、分析、改善とPDCAを回しましょう。自動化フローの最適化を図り、Shopifyストアの売上アップに繋がるメールマーケティング戦略を築き上げていくことが重要です。

Shopify店舗の売上アップに直結!Klaviyoの高度な活用法

基本機能の運用ができたら、続いてやや難易度の高い戦略も進めていきましょう。本記事では、2つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

カスタマージャーニーに沿ったメール配信戦略

オンライン販売において、各ユーザーの行動を把握し、それに合わせたメール戦略を展開することは売上向上のための基本施策です。前述の通り、Klaviyoはユーザーのショッピング行動や購買履歴に応じてパーソナライズされたメールキャンペーンを作成でき、効率的にメールマーケティングを実施することができます。

まずは粒度の荒いセグメントで配信をスタートし、分析からユーザー行動と傾向が明確になった際は、より細かいシナリオを組み、配信を進めましょう。

個別の興味やニーズに合わせたコンテンツを提供することで、開封率やクリック率を向上させ、最終的に売上アップに貢献します。しかし、初めから細分化しすぎると配信開始まで時間を要し、また管理が煩雑になります。まずは基本的なセグメントで配信開始し、徐々に高度なターゲットに対しシナリオを組んでいくとよいでしょう。

SNSマーケティングとの組み合わせで更なる効果を

オンライン販売においてメールマーケティングは、ユーザーとの関係を深める効果的な手段の1つであり、本記事ではその重要性を解説しました。さらに、このメールマーケティングにSNSマーケティングを組み合わせることで、ユーザーエンゲージメントを一層高めることができます。とくに若い年齢層をターゲットとしている場合、日常の一部となっているSNSでのアプローチは大変有効です。InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどの投稿も積極的に行いましょう。

まとめ

Shopifyでの売上アップにおいて、Klaviyoとの組み合わせによるメールマーケティング戦略は欠かせない要素です。本記事では、ShopifyとKlaviyoの連携方法から、Klaviyoの特徴、料金プランまで解説しました。Shopifyによるメールマーケティングを成功に導くためのKlaviyoの活用法を身につけ、ビジネスを次のレベルへと進めましょう。

 

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