2023年2月、Shopifyは「Checkout Extensibility」という新しい仕組みへの移行を発表しました。
この変更に伴い、これまで利用されてきたcheckout.liquidや「追加スクリプト」が廃止されることになりました。
これまで、ShopifyでYahoo!広告を運用している多くのストアでは、checkout.liquidや追加スクリプトに広告解析タグを埋め込むことで、広告の効果を計測していた方が多いのではないでしょうか。
しかし、この移行によって、Yahoo!広告の計測ができなくなる問題が発生します。
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本記事では、Checkout Extensibilityの移行がYahoo!広告に与える影響や、その原因、さらに解決策について詳しく解説します。
【この記事を読むと分かること】
- Yahoo!広告の計測ができなくなる!?Checkout Extensibilityの影響とは?
- Checkout Extensibility移行後もYahoo!広告の計測を続ける方法
- Checkout Extensibilityとはどのような仕組みなのか?
この記事を読めば、ShopifyでのYahoo!広告運用における重要な変更点と対応策がわかるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
ShopifyのCheckout Extensibility移行でYahoo!広告の計測ができなくなる!?
Shopifyは新たな仕組み「Checkout Extensibility」への移行を進めており、これに伴い、これまで利用されていたcheckout.liquidと「追加スクリプト」が廃止されることが決定しています。
具体的なスケジュールは以下の通りです。
- checkout.liquid:2024年8月廃止
- 追加スクリプト:2025年8月廃止予定
これらの機能に代わって、新たに導入されたのが「お客様のイベント(Shopifyピクセル)」です。
この仕組みを使えば、チェックアウトページにタグを設置することができます。
しかし、「お客様のイベント(Shopifyピクセル)」では、タグがiframeを通じてフロントエンド側に出力される仕様です。
このため、現時点ではYahoo!広告が必要とするデータを正確に計測することができなくなっています。(2024年10月時点)
この変更により、Yahoo!広告の効果を確認したいストアにとって、新たな対応が求められています。
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ハックルベリーの「Yahoo!広告連携アプリ」ならCheckout Extensibilityでも計測が可能
ShopifyのCheckout Extensibility移行でYahoo!広告の計測が困難になる問題も、ハックルベリーの「Yahoo!広告連携アプリ」を利用すれば解決できます。
このアプリは、Yahoo!広告とAPIを通じて直接連携する仕組みを採用しており、Checkout Extensibilityの影響を受けることなく、正確な広告パフォーマンスの計測が可能です。
アプリのメリット
- タグ設置が不要
アプリ内でワンクリックで設定が完了するため、エンジニアへの依頼やGoogleタグマネージャー(GTM)の設定は一切不要です。 - 広告アカウントの開設が簡単
必要な情報を入力するだけで、広告アカウントが自動で開設されます。面倒な手続きは一切ありません。 - アプリ内で完結する設定と運用
キャンペーンの設定から運用データの確認まで、すべてがアプリ内で完結。使いやすさを重視した設計です。
アプリの導入手順
具体的な導入手順は以下の通りです。
- アプリのインストール
Shopifyアプリストアから「Yahoo!広告連携アプリ」をインストールしてください。
※関連画像:インストール画面 - 会社情報の入力
広告アカウントは、アプリ内に入力した情報を基に自動的に開設されます。 - 運用方法の選択
「おまかせ運用」または「自分で運用」のいずれかを選択してください。「自分で運用」を選んだ場合のみ、広告キャンペーンの作成が必要になります。
※関連画像:運用方法設定画面
このアプリを使えば、Yahoo!広告の導入がスムーズに行えるだけでなく、Checkout Extensibility移行後も広告計測を問題なく継続できます。
Yahoo!広告を活用している方にとって必須のソリューションです。
ShopifyのCheckout Extensibilityとは?
Shopifyでは、これまでチェックアウト機能のカスタマイズを行う際、checkout.liquidを直接編集する方法が一般的でした。
しかし、この方法には次のような課題がありました。
- セキュリティリスク
直接コードを編集することで、悪質なコードが挿入されるリスクがありました。 - アップデート時の互換性問題
Shopifyのシステムアップデートにより、カスタマイズしたコードが干渉して不具合が発生することがありました。
こうした課題を解決するために登場したのが、Checkout Extensibilityです。
この新しい仕組みでは、アプリを介してチェックアウトをカスタマイズすることが主流となり、従来のcheckout.liquidに比べて以下のようなメリットが期待されています。
- 安全性の向上: 直接コードを編集しないため、セキュリティリスクが軽減されます。
- 拡張性の向上: Shopifyの公式アプリを活用することで、より柔軟かつ高度なカスタマイズが可能です。
- 安定した運用: Shopifyのアップデートにも対応しやすくなります。
移行のスケジュールに注意!
Shopifyでは、以下のスケジュールで旧来の仕組みが廃止されます。
該当する機能を利用している場合は、早めに移行の準備を進めましょう。
- checkout.liquid: 2024年8月13日に廃止
- 追加スクリプト: 2025年8月28日に廃止予定
詳細な移行方法やガイドについては、以下のリンクから確認できます。
Checkout Extensibilityへの移行により、Shopifyのチェックアウト機能はより安全で効率的なものになります。
期日までに適切な対応を行い、運用トラブルを未然に防ぎましょう!
まとめ
Shopifyの「Checkout Extensibility」への移行は、セキュリティや拡張性の向上を目的とした重要な変更です。
しかし、この移行により、Yahoo!広告の計測ができなくなるという問題が発生する可能性があります。
解決策として、ハックルベリーの「Yahoo!広告連携アプリ」を活用すれば、Checkout Extensibilityの影響を受けることなく広告データを正確に計測できます。
このアプリは、エンジニア不要で簡単に導入でき、Yahoo!広告の運用をスムーズに行える便利なツールです。
移行に必要な準備を整え、Shopifyでの運用をより安全で効果的なものにしましょう!
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