Shopifyで代金引換(代引き)するメリットと設定方法、注意点、おすすめアプリ

  • 2021年3月25日
  • 2022年4月19日
  • WEB接客

オンラインショップでお買い物をするなら、クレジットカードでの決済の主流ですが、お客様の中には代金引換を利用する方もいます。代金引換に対応しておけば、顧客を逃すことも少なくなるでしょう。

しかし、EC担当者様の中には、Shopifyでの代引き設定のやり方を知らないも方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Shopifyでの代引き設定方法や設定するメリット、代引き設定におすすめのアプリを紹介します。

Shopify 代金引換(代引き)設定方法

1.「決済管理」を選択する

はじめに、管理画面の左下にある「設定」をクリック。設定画面に移動したら、「決済設定」を選択します。

2.「その他の決済方法」を有効化する

つぎに、ページの下部に移動して「手動の決済方法」から、「その他の決済方法を有効にする」を選択しましょう。

すると、チェックアウト画面の支払い方法選択が表示されます。詳細内容を記入する欄が出てくるので、代引手数料が料金に加算される点、国内発送のみに対応している点を明記してください。

また「支払いの手順」に記載する内容は、ユーザーが注文を確定した後のページで表示されるものになります。再度手数料が加算されることや、合計金額を配送員に支払うことなどを記入するとよいでしょう。

3.「起動させる」をクリックする

最後に、「起動させる」をクリックすれば、Shopifyストアでの代引き設定が完了です。

Shopify 代金引換(代引き)設定するメリット

前提として、SBペイメント株式会社が2021年に男女2,533名に対して行った調査による、インターネットでの買い物で利用されている決済手段の利用頻度ランキングは以下の通り

決済手段利用率
クレジットカード決済78.5%
PayPay(オンライン決済)17.5%
コンビニ決済16.9%
代金引換12.40%
キャリア決済11.90%

インターネットでの買い物をする際、利用される決済手段はクレジットカードが約80%を占め、圧倒的多数です。

しかし、代金引換を利用するユーザーは12.4%と一定いるのは事実。代金引換に対応しておくことで、商品に興味を持ってくれているユーザーを取り逃がすことなく獲得できるようになるでしょう。

また、代金引換なら、商品が手元に届かなければ料金がかからないという安心感をお客様に与えることもできます。

Shopify代金引換(代引き)設定時の注意点

代引き手数料が発生する

代引き設定では、代引き手数料が発生してしまう点に注意が必要です。

ユーザーの中には、代引き手数料に対して抵抗感のある人もいます。

クレジットカード決済などの決済方法を選べるようにしておけば、ユーザーから敬遠されてしまうことはないでしょう。

代引きの手数料をチェックアウト時に載せることができない

チェックアウト時に代引き手数料を載せられないのも懸念点です。

決済金額に代引き手数料が入っていないと、ユーザーの混乱を招いてしまう可能性があります。

場合によっては、代引きの受取を拒否されるといったトラブルにつながりかねません。

国内発送のみ対応

Shopifyの代引きは、国内発送にしか対応していません。

海外から日本国内へ発送する際は、代引きを利用できないので注意しましょう。

アプリ

Advanced Cash on Delivery

Advanced Cash on Deliveryは、手数料込みで代金引換送料を自動計算してくれるアプリです。また、ユーザーごとに配送料を設定できるのも特徴。注文金額や商品の重量に応じて代引き料金を請求することも可能です。

料金は月額29.90ドル、7日間の無料トライアルを行っています。

https://apps.shopify.com/advanced-cash-on-delivery-global?locale=ja

Ship&CO

Ship&COは、Shopifyを利用する日本のECショップオーナー向けに開発された出荷管理システム。送り状や納品書をワンクリックで作成できるのが特徴です。発送業務を一元化できるため、発送作業の時短に貢献してくれます。

料金は、従量課金プランが1件につき30円、月額割引プランが月額1,000円からとなっています。

https://apps.shopify.com/shipandco?locale=ja

まとめ

今回は、Shopifyの代金引換(代引き)設定について紹介しました。

Shopifyで代引き設定すると現金派のユーザーも利用しやすくなるため、売上アップが期待できます。
豊富な決済方法があると、ユーザーからの印象も良くなるでしょう。

設定方法も簡単なので、Shopifyオーナーの方はぜひ設定してみてください。

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