【2024年版】Shopifyの制作会社おすすめ6社!選定のポイントとは?

2024年現在、全世界170か国以上で、数百万店舗に利用されているECサイト作成サービス「Shopify(ショッピファイ)」

今回の記事では、そんなShopifyに強い制作会社をご紹介したいと思います。

Shopifyは、他サービスと比べてもデザインの自由度が高く、できることが多い非常に洗練されたサービスです。しかし、日本に参入したのが、2017年で、まだまだ日本国内では、ノウハウを持っている制作会社・開発会社が少ないのが懸念点でもあります。

もちろん、Shopifyにはテーマテンプレートがあるので、制作会社を使わなくてもEC運営は始められますが、本格的にブランディングに力を入れたり、凝ったデザインのサイトを作るなら制作会社に依頼する必要があるでしょう。

そこで、今回はECMagazine編集部がおすすめする制作会社・開発会社をご紹介したいと思います。

Shopifyの構築を自社で行うか、制作会社に依頼するか

Shopifyストア構築の選択肢には、自社での構築と制作会社への依頼の2つがあります。

どちらを選ぶかは、予算、時間的制約、必要な機能の複雑さによって異なります。

制作会社に依頼する場合のメリットとデメリット

メリット:
専門知識と経験を持つ制作会社は、質の高いShopifyストアを迅速に構築できます。

デザインから開発、カスタマイズまで、全てを任せることができ、ストア構築に必要な時間と労力を大幅に削減できます。

デメリット:
制作会社に依頼する場合、自社での構築よりもコストがかさむ可能性があります。

また、制作会社によって専門分野や得意分野が異なるため、自社のニーズに合った会社を選ぶ必要があるため、選定コストがかかります

自社で構築する場合のメリットとデメリット

メリット:
自社で構築することで、制作会社への支払いが不要になり、コストを削減できます。

また、自社のペースでストアを構築できるため、細かい修正を随時加えたり、制作期限から解放されます。

デメリット:
制作のためには、そもそもShopifyに関する知識と経験が必要です。

専門知識が不足している場合、ストア構築に時間がかかったり、トラブルが発生したりする可能性があります。

また、カスタマイズや機能追加などの複雑な作業には、専門的なスキルが必要になる場合があります。

どちらの選択肢にもメリットとデメリットがあるため、自社の状況やニーズを考慮して、Shopifyストア構築の方法を慎重に検討する必要があります。

Shopify構築時の料金相場とコスト削減のコツ

自分で構築する場合の予算と時間

Shopifyストアを自分で構築する際の予算計画と時間管理は非常に重要です。

平均的に、基本的なストアセットアップには14日間の無料トライアル期間を利用した後、月額$29の基本プランが必要になります。

加えて、テーマやアプリの購入に約60,000円から120,000円を見積もると良いでしょう。

コスト削減を図るため、無料テーマやアプリを選択することも可能ですが、選択肢が豊富ではないのでお気を付けください。

時間に関しては、プロダクトリサーチやデザインなどを含めて約2週間から1ヶ月程度を見込むのが一般的です。

外注する場合の料金相場と選定ポイント

Shopifyストア構築の外注では、料金相場が大きな関心事です。

平均的なコストは、プロジェクトの複雑さにより異なりますが、簡易な店舗でおおよそ10万円程度から、カスタムデザインや高度な機能が必要な場合1,000万円以上になることもあります。

選定ポイントではコストパフォーマンスを重視し、予算内で最大の価値を提供できる開発者を見つけることが重要です。

信頼できるパートナーを選ぶには、過去の作業実績、クライアントの評判、コミュニケーション能力をチェックすることが不可欠です。

構築だけではなく、アプリの制作実績や、運用実績など、経験豊富な会社にご依頼することを忘れないでください。

自社でShopifyページ構築を行う時の具体的な手順

Shopifyストア構築を自社で行う場合は、いくつかの重要なステップがあります。

この章では、自社でShopifyストアを構築するための具体的な手順を段階的に説明します。

アカウント作成から始めるShopifyストアの設定

Shopifyアカウント作成は、あなたのオンラインストア構築の最初の一歩です。

Shopify公式サイトにアクセスし、「無料で始める」をクリックして必要情報を入力します。

メールアドレス、パスワード、ストア名を設定した後、いくつかの基本的な質問に答え、アカウントをアクティベート(有効に)します。

その後、ストア設定に移行し、決済方法、送料、税設定などを初心者向けのガイドに従って調整しましょう。

これらのステップを完了すると、商品の追加やデザインのカスタマイズに進むことができます。

テーマの選択とカスタマイズ方法

Shopifyテーマの選択は、ストアのブランドイメージを形作る重要な要素です。

まず、Shopifyのテーマストアにアクセスし、業種やデザインの好みに合致するテーマを選びましょう。

選んだ後は、カスタマイズ機能を使い、ロゴ、フォント、色彩を調整して独自のブランド風を作り出します。

画像スライダーや特集セクションを利用することで、ユーザーにとって魅力的なショップフロントをデザインできます。

ユーザーのショッピング体験を最優先に考えることが、良いストア構築のための第一歩です。

商品登録の基本と注意点

まず、商品名、詳細説明、価格、重量などの基本情報を入力しましょう。

特にSKU(Stock Keeping Unit)は管理を容易にし、在庫追跡の精度を高めます。

商品画像はストアの顔です。高品質な画像を用意し、画像最適化を行うことで、ページの読み込み速度を維持しつつ、顧客に魅力的な視覚情報を提供しましょう。

ひとつひとつを丁寧に登録し、顧客が商品の魅力を感じるような魅力付けと情報提供が必要です。

決済方法の設定と国際販売のための準備

Shopifyストア構築の重要な段階は、決済方法の設定と国際販売に備えることです。

まず、日本なら日本のお客さん、グローバルなら海外のお客さんが利用しやすい決済オプションを選択しましょう。

Shopifyは、クレジットカード決済はもちろん、PayPalやApple Payなどの多様な決済サービスを提供しています。

また、国際市場での販売を見据える場合は、複数の通貨設定を行い、世界各地の顧客が自国通貨で支払いができるようにすることが重要です。

さらに、Shopifyでは多言語サポートも可能なため、異なる言語を話す顧客に対応しやすくなります。

これらの設定を事前に行うことで、国際的な顧客基盤を確実に構築するための基礎を築くことができます。

配送設定と税金設定の要点

自分でShopifyストアを構築する際、顧客満足度と合法性を確保するためには、配送オプションと税金計算の設定が極めて重要です。

配送設定では、国内外の配送方法と料金を明確にし、国際販売を行う場合は追加の配送料金や関税にも配慮する必要があります。

一方、税金設定では、各国や地域の税率に合わせた税金計算を正確に行うことで、法規制を遵守し顧客からの信頼を構築します。

これらの設定は、ストアの信頼性を高め、グローバルな販売拡大への道をスムーズにします。

ドメイン設定でブランド力を高める

Shopifyストアでのドメイン設定はブランド力を高める重要なステップです。

専用ドメインを選ぶことで、訪問者に信頼性と専門性を印象づけます。

独自ドメインは、Shopify管理画面から簡単に購入・設定可能。ブランドに即した独自性の高いドメイン名を選び、顧客に覚えてもらいやすくしましょう。

これは、配送設定と税金設定と同様、ストアの信頼構築に不可欠です。

制作会社にShopifyページ制作を依頼する時に失敗しないためのポイント

Shopifyのオンラインショップを立ち上げる際、適切な制作会社を選定することは難しいことです。どのように選ぶか、重要なチェックポイントを具体的に見ていきましょう。

Shopify Experts

まず、Shopify Expertsであるかどうかを確認することが肝要です。

Shopify Expertsとは、Shopify公式に認定された専門家やエージェンシーのことを指し、Shopifyプラットフォームに精通していることが保証されています。

彼らはShopifyストアの構築、カスタマイズ、SEO対策など、幅広いサービスを提供することができます。Expertsであれば、安心して任せることが可能です。

日本のShopify ExpertsとShopify Plus Partnersの一覧

相場からかけ離れていないか

Shopify制作の相場は、規模にもよりますが、概ね以下のような相場になっています。

  • 商品数が少なく、デザイン面や機能面の追加が少ないケース:50万円~100万円
  • 商品数が100SKUほどである程度こだわりたいケース:100万円~300万円
  • 商品数が多く、基幹システムなどと連携が必要なケース:300万円~1000万円以上

個人に依頼したりすることで、これ以上に安くすることはもちろん可能ですが、Shopifyの構築は、安く制作することよりも、売れるサイト制作をすることが重要になってきます。

「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安すぎる値段で制作されたサイトは、値段相応のクオリティになってしまうことがほとんどです。

サイト制作を依頼するなら、相場からかけ離れていない金額でちゃんとしたサイトを制作してくれる業者を選ぶようにしましょう。

制作実績は豊富か

しっかりと確認していただきたいのがこのポイント。少なくとも、Shopifyでのサイト構築の実績が5-10社ほど事例がある企業に依頼をしましょう。

Shopifyでの構築経験が無いけれども、WordpressやEC-CUBEなどでサイトを構築した実績を持つWEB制作会社に依頼をしてしまうと、Shopify独自のアプリやルールなどを知らずに、運用時に苦戦する、だなんてこともあります。

是非、依頼しようとしている企業が、どれくらいShopifyでのサイト構築の実績があるかは確認してみてください。

作って終わりではなく、その後もサポートしてくれるか

最後に、サポート体制を見極めることが大切です。

Shopifyストアは構築後も継続的にメンテナンスやアップデートが必要になります。

そのため、制作会社がアフターサポートをどの程度提供してくれるのか、また追加の要望に対して柔軟に対応してくれるかも重要な判断材料となります。

サポートの範囲や対応時間、連絡手段などを明確にしておくことで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。

  • 新商品追加
  • 仕入れ処理
  • 在庫管理
  • 受注処理
  • 出荷・配送処理
  • カスタマーサポート
  • マーケティング、プロモーション

などが代表的な運用業務になってきます。

実際に業務を行っていく中で、より効率化したい部分や、サイト制作時には予期していなかった事象が発生するなど、日々改善や改修が必要になってきます。

そんなときに一緒に改善方法を考えてくれたり、よりパートナーとしてサポートしてくれる制作会社・開発会社かは確認しておきましょう。

Shopifyの実績が豊富な制作会社6選

さて、ここからは早速実績豊富な制作会社をご紹介していきたいと思います。

株式会社ハックルベリー

ハックルベリーコーポレートサイト

本サイトShopify Magazineの運用も行っているのが株式会社ハックルベリーです。

Shopifyを利用したECサイト構築や、D2Cサービスの企画・開発、マーケティング施策の立案・実施等、EC事業全体をサポートしています。

また、日本のECショップに最適なShopifyアプリを各パートナーと共同で提供しているのも特徴の一つです。

Shopify Expertsでありながら、アプリ開発を多数している事が大きな特徴で、基幹システムとの連携や独自で仕組みを構築したい会社にとっては心強いパートナーになります。

会社情報

会社名株式会社ハックルベリー
設立2017年9月
代表者安藤 祐輔
所在地東京都渋谷区東2-14-28 C棟
会社HPhttps://huckleberry-inc.com/

株式会社フラクタ

ブランドの自走を支援するトータルブランディングパートナーのFRACTAです。

「ブランドを、未来の文化へ。」をビジョンに掲げ、ブランドの挑戦をテクノロジーとデザインの力で支えています。

2019年10月にShopify Plus Partnerの認定を受けており、Shopifyにおけるブランディングや構築コンサルティングの実績も豊富です。
お客様へダイレクトに届けたいみなさんの想いを、共にかたちにしてくれるパートナーです。
※制作は外部パートナーと連携して実施

会社情報

会社名 株式会社フラクタ
設立 2013年11月
代表者 代表取締役:河野 貴伸
所在地 東京都渋谷区桜丘町22-14 N.E.Sビル N5F(ラボ S5F)
会社HP https://fracta.co.jp/

株式会社ファイブビット

ファイブビット

Shopifyに特化した九州のweb制作を行う会社です。立ち上げはもちろんパトーナーとして相談、サポートを行うプランもあり、shopifyに詳しくない方にはおすすめの会社になります。

ストアの開発事例もHPに詳細が掲載されているため、安心して依頼を行うことができるのもポイントです。

また、独自のアプリ開発も行っているため、shopifyに精通している会社へ任せたいという方におすすめです。

会社情報

会社名 株式会社ファイブビット
設立 2021年10月
代表者 代表取締役:福水 正太
所在地 福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番17号 トーカン博多第5ビル 3F
会社HP https://5-bit.jp/

株式会社WebLife Japan

2016年頃から先んじてShopifyの制作事業を展開していたのがWebLife Japan。2021年6月にShopify Plus Partnerの認定を受けており、水原希子さんがプロデュースするブランド「OK」や、茶葉ブランド「EN TEA」などを制作しており、実績も間違いありません。

ShopifyギルドというShopify開発の技術を持ったメンバーを揃えたチームを立ち上げ、開発リソースの拡大に力を入れているのも同社の特徴です。

会社情報

会社名株式会社WebLife Japan
設立2007年5月
代表者CEO 山岡 義正
所在地東京都港区南青山2-22-17 川上ビル6F
会社HPhttps://www.web-life.co.jp/

株式会社StoreHero

Shopifyに特化したグロースハックコンサルティングを実施しているのがStore Hero。

Shopifyオーナーがスピーディに収益化し、自力運営できるようになるためのShopify特化型グロースハック支援サービス「コマースハック」を提供しています。

会社情報

会社名株式会社StoreHero
設立2019年11月6日
代表者黒瀬淳一
所在地東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号 JP noie 恵比寿西 1F
会社HPhttps://storehero.io/ja/

株式会社飛躍

株式会社飛躍は、Shopify Japan設立当初からShopifyエキスパートとして活動している会社です。

国内・海外向けECサイト制作にも精通し、テンプレート構築からエンタープライズ級の開発まで幅広く対応が可能で、かつ運営の代行を含むグロースハックサポートをワンストップで提供出来ることも強みとなっています。

また、オムニチャネル化支援としてのスマレジとShopifyの連携に関する公式アプリや、マルチベンダー型ECサイトアプリなども自社開発しており、通常のECサイトの枠を越えた支援も得意としているのが特徴です。

会社情報

会社名株式会社飛躍
設立2017年9月
代表者代表取締役 明石 健夫
所在地東京都港区六本木7-18-8 第Ⅲ大栄ビル8F
会社HPhttps://hiyaku-inc.com/

まとめ

いかがだったでしょうか?本記事では、Shopifyの制作・開発・構築に強い会社を6社に絞ってご紹介しました。

Shopifyの構築パートナーを探すのは非常に大変ですが、どのパートナーにするかによって、通販サイトの売上が変わるといっても過言ではありません。

初めから1社に絞るコト無く、この中からいくつかの企業に問い合わせをしてみることをお勧めします。
皆様にとって最適なパートナーが見つかることを願っています。

ShopifyでEC運営を始めてみて「なかなか集客できない」「そもそも何をすればいいかわからない」というお悩みを抱えている方には、成果報酬でEC集客のプロがEC運営をサポートする集客ブースターがおすすめです。
ぜひご確認ください。

\ 導入実績20.000店以上!相談無料!/

EC Magazineに相談する

Button Image Button Image