今、BASEを利用している事業者の中には、ECプラットフォーム「Shopif」への乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか? BASEは初期費用が無料で、導入も簡単な点が魅力です。
しかし、さらなる売上げ増加を狙うのであれば、カスタマイズ機能が充実したShopifyへデータ移行するのも有効な選択でしょう。
そこで今回は、BASEからShopifyに乗り換えする方法と注意点についてご紹介します。データの移行作業に大変そうなイメージを持っている方も多いと思いますが、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用すれば、かける労力も少なく済みます。
乗り換えをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
BASEからShopifyに乗り換えるメリット
BASEからShopifyに乗り換える一つ目のメリットは、カスタマイズ性の高さです。Shopifyには有料・無料を含めて、テーマが各種用意されています。そのためテンプレートを使えば、初心者でも手軽にデザイン構築ができます。アプリも豊富であるため、自社ブランドや商品に合わせて、必要な機能を簡単に追加できるでしょう。
Shopifyに移行する二つ目のメリットは、多数の販売チャネルが持てることです。オンラインストアに加えて、実店舗と連携した販売やSNSでの販売も可能なので、効率的に顧客にアプローチできます。Shopifyは月額料金こそ必要となりますが、BASEよりもテーマ数が多く、カスタマイズしやすいため、ECストアの売上げを伸ばすために活躍してくれるでしょう。
BASEからShopifyに乗り換える際の注意点
BASEからShopifyへ乗り換える際には、注意点もあります。具体的には、以下の4つです。
- 全てのアセットから特定のプロトコルを削除
- URLリダイレクトの設定
- 顧客にパスワードの再設定の連絡が必要
- ブログ記事の移行にツールを使用する
データ移行時は、テーマファイルや画像のURLから、「http://」などの特定プロトコルを削除をしなければなりません。ファイルを別の場所に移動する際には、忘れずに対応する必要があります。URLリダイレクトは、既存顧客の流出を防ぐための設定です。BASEで自社ストアを利用中のユーザーの中には、ブックマークなどを経由して直接ストアに訪問する人もいます。データ移行による販売損失を起こさないためも必要な対策です。
また、乗り換えによって顧客はパスワードの再設定が必要となります。移行後は顧客への連絡も必須です。作成したブログ記事の移行する際は、Shopifyアプリを利用すると苦労が少なく済むでしょう。
BASEショップ情報移行アプリで移行する方法
ここからは、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用したShopifyへのデータ移行方法についてご紹介します。Shopifyアプリは英語表記が中心ですが、「BASEショップ情報移行アプリ」は日本語対応であるため、手順に沿っていけば簡単にデータ移行が可能です。移行作業は、以下の4つのステップで完了します。
アプリをインストール
まずは、Shopifyストアからアプリをインストールします。手作業での登録は一切なく、CSVファイルのインポートによって簡単に移行作業ができる点が魅力です。
商品情報を取り込む
アプリの追加後は、商品情報を取り込みます。BASEのCSV商品管理アプリを利用することで、商品情報をまとめて移行できます。その際、説明、税率、公開状態、種類在庫数、価格、在庫数、表示順、画像の8項目にチェックを入れましょう。CSVの種類は「登録済みの商品の情報を編集するためのCSVファイル」を選択します。あとはCSVファイルをアプリに追加し、「インポートする」を押せば完了です。
注文情報を取り込む
注文情報を取り込む際は、BASEの「注文データダウンロード」を利用します。必要な注文データの取得後は、CSV商品管理アプリ画面にファイルを追加し、読み取り完了を待ちましょう。
カテゴリー情報を取り込む
カテゴリー情報では、BASEの「カテゴリ管理」をインストールします。一括カテゴリ登録から「カテゴリ名」「カテゴリID」を含めて、丸ごとコピーしましょう。コピーしたデータは、Excelの新規ファイルに貼り付けます。あとはアプリの管理画面から、先程のCSVファイルを追加すれば完了です。インポート後は、BASEとカテゴリー数に相違がないか確認しましょう。
まとめ
BASEからShopifyへのデータ移行は、「BASEショップ情報移行アプリ」を利用すれば、労力も少なくて済みます。ShopifyはBASEと異なり、月額料金こそ必要ですが、カスタマイズ性が高いため、自社ストアに合った機能拡張が可能です。SNSや大手通販サイトなど、販売チャネルが広がる点もメリットです。移行作業もCSVファイルのダウンロードした後、手順に沿っていくだけと簡単です。さらなる売上げアップを狙う場合には、Shopifyへの移行を検討してみてください。
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