Shopifyアプリは、現在60万個以上開発されており、日本向けにも現在180以上のアプリが提供されています。Shopifyアプリは、ワンクリックで機能を追加できます。ノーコードで簡単に操作できるため、テクノロジーに詳しくなくても、顧客にハイクオリティなEC体験を提供可能です。
今回は、そんなShopifyアプリの中から、受注情報を一元管理し、出荷作業をシンプルにする「Ship&co」についてご紹介いたします。
ShopifyアプリのShip&coとは
Ship&coは、複数のEC店舗のオーダーと複数の運送会社アカウントを一元管理でき、送料の比較、送り状・インボイスの発行、受注ステイタスの更新・追跡番号の同期までの出荷作業を1つのインターフェイスで完了できるShopifyアプリです。
日本国内のユーザーだけでなく、アメリカ、カナダ、シンガポールなどを含む30カ国(2022年現在)のユーザーに導入されている高評価のアプリで、Shopify店舗を運営するうえで手間のかかる出荷作業を効率化するためのシステムです。また、出荷数の制限なく、小規模の個人事業主から大手の企業まで、同じようにスピーディーに利用できます。
* Ship&coは2017年に日本初のShopify公式アプリとして、Shopifyアプリストアにてリリースされました。
名称 | 送り状発行システム Ship&co (シップアンドコー) |
料金 | アカウント登録後14日間無料(その後、従量課金プランの場合: 送り状発行1件につき税込33円、月額割引プランは税込1,100円〜複数プランあり) |
言語 | 日本語、英語、フランス語、中国語 (簡体字・繁体字)、韓国語 |
URL | https://apps.shopify.com/shipandco |
こんなShopifyマーチャントにおすすめ!
- 発送業務に工数が多く、コア業務に注力できていないショップ
- 出荷ラベル作成において、手作業によるミスを減らしたいショップ
- 複数の国内外運送会社を使い分けているショップ
- Shopify以外にも複数のECプラットフォームやマーケットプレイスを利用しているショップ
「Ship&co」の機能
Ship&coは日本で開発されたアプリです。
効率的でシンプルな送り状作成システムとして開発されました。日本のShopifyマーチャントは、日本での国内販売・越境EC販売問わず、便利に利用できます。
Shopify受注情報のリアルタイム同期
マニュアル作業は必要なく、Shopifyの受注情報が自動的かつリアルタイムにShip&coアプリに同期されます。Ship&coで送り状を発行した後、運送会社と追跡番号の情報をShopifyに返し、自動的に受注ステイタスが「発送済み」に更新されるように設定する事も可能です。また、その更新のタイミングで、購入者に発送通知のEメールが自動送信されるようにする設定もあります。
国内外の運送会社が一画面に集結
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、西濃運輸の国内発送向け運送会社4社と、DHL、FedEx、UPS、国際郵便などの海外向けの運送会社とそれぞれ連携しています。国内発送の場合、複数の発送オプションに対応しており、冷蔵便、冷凍便、代金引換の送り状発行も可能です。
また、海外発送の場合、複数の運送会社の概算送料を比較し、最適な発送方法を選択できます。海外発送の際に通関に必要なインボイスや税関申告書は、送り状と共に自動的に作成されます。また、ほとんどの運送会社で通関情報の電子送信に対応していますので、インボイスの印刷・貨物添付が不要で、出荷準備にかかる時間をさらに短縮して紙の削減もできます。
一括送り状作成が可能
1件ずつ送り状を発行いただく他、複数のオーダーを選択して一括で送り状を発行できる機能もあります。発送の準備が完了した注文を、最大50件選択して一気に送り状発行できます。
複数ショップの管理が可能
Ship&coは、Shopify、eBay、Amazonなどの10以上のECプラットフォーム・マーケットプレイスと連携しています。例えば自社のShopifyサイトとモール型サイトで同時に販売しているShopifyマーチャントでも、Ship&coの1つの画面で全ての注文を管理し、送り状発行が可能です。
複数のShopifyアプリと併用
複数のShopifyアプリを導入しているショップの場合でも問題なく、サブスクリプションなどのアプリとも併用できます。
Shopifyへ「Ship&co」を導入する方法
出荷作業に便利な「Ship&co」アプリのスタートに必要なのは、たった3ステップ!
アカウント開設から送り状発行まで、最短10分、カンタンです。
1. アプリをインストール
Shopify管理画面にログインした状態で、下記のShopifyアプリページにアクセスし、「アプリを追加する」ボタンをクリックし、インストールしてください。
2. Ship&coアカウントを作成・設定する
アプリをインストールする際、Ship&coアカウントを作成する必要があります。Ship&coアカウント作成においては個人か法人かは問わず、ログインの為のEメールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単にアカウント登録できます。
登録後、以下の流れで初期設定を完了してください!
・プロフィール情報を登録する
連絡先情報と住所(会社や店舗の情報)を入力してください。個人の情報でも問題ありません。
・荷送人情報を登録する
貨物の発送元となる住所を日本語とローマ字で入力してください。(複数登録可)
日本語の入力内容は国内発送の送り状の差出人欄に反映され、ローマ字の入力内容は海外発送の送り状とコマーシャルインボイスのSHIPPER情報として反映されます。
・運送会社を登録する
アカウントをお持ちの運送会社のアイコンをクリックし、各運送会社のアカウント情報を登録してください。
初期設定方法は、こちらのビデオからも確認いただけます。
3. 14日間の無料トライアルを活用する
初期設定が完了したら、まずはShip&coのサービスを試してみましょう!
Ship&coは、Shopifyの料金プランに関係なく利用できます。まずは14日間の無料トライアル期間を活用して、制限なく送り状発行を試してみましょう。Ship&coを利用する事で、送り状発行の作業を1件につき20秒以内に短縮し、出荷作業にかかる時間を90%削減できます。
Ship&coのアカウント作成後、Zoomまたは電話での案内セッション(日本語・英語対応)の予約も可能です。設定や操作方法に不安があるというような場合でも気軽に予約でき、サポート対応は100%無料です。
「Ship&co」アプリを活用した事例
JDM Tsurikawa
ー「Ship&co」アプリを導入した理由は?
“海外向けのShopifyショップを運営し、売り上げが上がるにつれて、一日の発送作業は増えて、荷物の準備は全て手作業なので、発送作業は大変になるばかりでしたので、Ship&coを導入しました。導入後は、大変便利にラベル作成ができるようになりました。”
ー「Ship&co」アプリのメリット・便利なポイントは?
“Ship&coがShopifyの受注情報を同期してくれるので、コピーアンドペーストでのラベル作成から解放されました。これは時間の短縮と人為的なミスの削減につながりました。また、面倒な税関申告の項目も、Shopifyの設定を読み込んでくれるので、私たちは内容物の種類を選択する程度で、簡単にラベル発行ができるので、すごく時間の節約になっています。また、複数の運送会社の送料比較をしたり、配送可能な対応エリアの確認をしたりということも可能ですので、とても便利に使っています。”
The Stationery Selection
ー「Ship&co」アプリを導入した理由は?
“出荷ラベルは運送会社の出荷ツールで手動で作成した時、パッケージのサイズ、重量と出荷国によって異なる運送会社の送料を把握するのが大変でした。出荷作業の効率をどう上げるかと考えた際に、「Ship&co」を発見しました。「ラベルを手動で作成する必要がない」ので、非常に便利です。Ship&coシステムは、Shopify店舗の注文とも連動しているので、シームレスに機能を利用することができるというのが魅力です。”
ー「Ship&co」アプリのメリット・便利なポイントは?
“Ship&coでは、複数の運送業者を1つのアプリケーションに統合することが可能です。ショップのお客様への発送作業がとても簡単になりました。Ship&coから直接、出荷に必要なインボイスを印刷することも可能で、本当に便利に使っています。また、日本語と英語両方のサポート対応がありますので、とてもありがたいです。”
まとめ
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、「Ship&co」は出荷業務の自動化と効率化を実現できる、シンプルかつパワフルな送り状発行アプリです。国内発送でも海外発送でも、どちらにおいても非常に便利ですので、まずは無料インストールして、14日間の無料トライアルを試されてはいかがでしょうか?