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ECサイトの集客は難しい?有効な集客方法や成功事例を紹介

「ECサイトをオープンしたが思うように集客ができていない」「集客方法にどはどのようなものがあるのか」「すぐ実践できる効果的な集客方法が知りたい」

ECサイトを立ち上げたはいいものの、思うように集客が伸びず、売上に繋がらないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はこのような悩みを解決するため、

  • 新規・リピーター獲得のための集客方法
  • 集客を増やすためにやるべきこと

について解説し、参考になるECサイト事例も紹介します。ぜひ、自社ECサイトの集客にお役立てください。

ECサイト集客はなぜ難しいのか

ECサイト集客で失敗しやすい要因として、実際の店舗での集客と同じ感覚での運営が挙げられます。

実店舗の集客方法は、チラシやDM、来店者による口コミが多く、来店者自体も近隣地域に限定されがちです。

ただ、ECサイトの場合はオンライン上での運営のため、日本全国だけでなく、世界中からの訪問者がターゲットになります。

そのため、実店舗とは集客方法が違い、ECサイトで集客を行うための手法を正しく理解する必要があります。

ユーザーにとっての使い勝手も良く、世界を相手に商品を販売できるため、ECに参入する企業は増えており、その分集客の難易度も高くなってきています。

これからのECサイト運営のためにも、集客についての理解を深めましょう。

新規獲得のために行うECサイトの集客方法

まずは、新規獲得のための集客方法を紹介します。

  • リスティング広告
  • SEO・コンテンツマーケティング
  • SNS集客
  • インフルエンサーマーケティング
  • 動画マーケティング

順を追って見ていきましょう。

リスティング広告

リスティング広告は、Googleなどの検索エンジンでキーワード検索したときに、検索結果の上部と下部に表示される広告のことを指し、「検索連動型広告」とも呼ばれています。

検索されたキーワードに関する広告が表示されるため、見込み客へのアプローチにつながりやすくなります。

そのうえ、検索順位1位のサイトより上部に優先的に広告が出るため、即効性が高く、知名度がまだあまりないサイトやオープンして間もないサイト程活用すべき集客方法と言えるでしょう。

費用は、広告がクリックされるごとに発生します。1日単位で予算の設定が可能なため、少額での運用が可能です。

SEO・コンテンツマーケティング

SEOとは、「検索エンジン最適化」とも呼ばれ、Googleなどでキーワード検索された際に優先的に自社のページが表示されるように、コンテンツ制作を行う施策です。

このSEOの対策を行い、検索結果で上位表示されれば、アクセスが増える傾向があるため、リスティング広告と合わせて始めるのがよいでしょう。

検索キーワードに合わせてコンテンツを制作することになりますが、ただキーワードを入れておけば、上位表示されるような簡単な仕組みではありません。検索エンジン側からコンテンツに価値があると判断された場合に、上位に表示されます。ユーザーが検索したニーズや意図を読み取る意識が必要になります。

ユーザーが欲しいと思う情報をコラム記事などで提供するコンテンツマーケティングを合わせて行うとより効果的です。

SNS集客

TwitterやInstagramなどのSNSを活用した集客方法です。無料ではじめることができ、リプライやコメントなどで顧客と直接コミュニケーションが取れる魅力があります。

商品やブランドに興味のあるユーザーにフォローしてもらえる可能性が高く、投稿も引用などで、共有・拡散してもらえるメリットがあり、ユーザー意見や感想を調査するためにも役立ちます。

SNSを利用する場合は、自社商品のターゲット層がどのSNSの利用が多いかを把握する必要があります。

Twitterであれば、10代・20代の利用が多く、セールやキャンペーン、新商品情報の告知に向いており、リツイート機能で拡散してもらえる可能性があります。

Instagramの場合は、20代女性の利用が多く、ファッションやグルメ情報など、画像でのアプローチが向いています。投稿にはキーワードをタグ付けし、ハッシュタグ検索をしてもらうような運用が可能です。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーに自社の商品を紹介してもらう方法です。

インフルエンサーは、自分の得意ジャンルについての有益な情報や面白いコンテンツを発信し、多くのフォロワーを獲得しています。

フォロワーは基本的に、そのインフルエンサーが発信する情報に関心が高く、商品が紹介された場合に、あのインフルエンサーが使っているのであれば買ってみようと興味を示し、場合によってはそのまま注文に至る可能性もあります。

ファッションや美容商品でよく用いられる手法です。

動画マーケティング

動画マーケティングはコンテンツマーケティングの一種にあたります。

ECサイトの弱点として、ユーザーが購入前に商品を試せない、手に取ることができないという点が挙げられます。

そこで動画を使い、使い方やサイズ感、具体的な利用シーンなどを伝え、ユーザーの不安を払拭し、購入を促すことができます。

YoutubeやSNSで動画を公開し、検索エンジンとは別の顧客流入を狙うこともでき、動画を埋め込んだページについては滞在時間が長くなるため、SEO面でも評価につながります。

リピーター獲得を目指すECサイトの集客方法

続いてリピーター獲得に有効な集客方法です。

  • メールマガジン
  • LINE公式アカウント
  • リターゲティング広告

順番に説明します。

メールマガジン

登録されているユーザーのメールアドレスに直接情報を発信できるメールマガジンは、既存の顧客やしばらく購入をしていない休眠顧客に効果的です。

直接ユーザーに送信ができるので、購入のお礼やキャンペーン告知、誕生日のお祝い、クーポン特典などをメールで送るなど、工夫次第でリピート購入につながりやすくなります。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントはLINEが提供する企業向けのサービスです。

メッセージ送信はLINEで、というのがすっかり定着しており、ユーザー数は数あるSNSの中でNo.1です。

LINE for Businessの情報では、配信したメッセージを、約8割のユーザーがその日のうちに開封しているとのことです。メルマガの開封率が15〜25%といわれており、その開封率の高さを物語っています。

またショップカードやクーポン機能など、集客、販促に活用できる機能も備わっています。

リターゲティング広告

リターゲティング広告は、ECサイトに1度アクセスしたユーザーに対し、再び広告を表示する仕組みです。

ECサイト離脱後に再度、広告が表示され、商品やサービスの印象を強く残すことができます。

ブランドやサイトを認知していて、購入見込みのあるユーザーにアプローチでき、広告自体にも高いクリック率、購入率の期待が持てます。

ECサイト集客を増やすためにやるべきこと

ECサイトの集客を最大化するために、集客方法の導入とともにサイトの運用についても重要なポイントがあります。

  • ターゲット層を明確にする
  • 購入の後押しになる良い口コミを増やす
  • ECモールを利用し、複数の店舗を運営する
  • 商品に関する情報を充実させる
  • ECサイトと実店舗を連携させる

ぜひ、これらのポイントを意識してみてください。

ターゲット層を明確にする

明確なターゲット層の設定は、ECサイトを運営するにあたり、非常に重要な要素になります。顧客層にあわせて、集客方法やサイトデザイン、商品コピーなどの選定が必要です。

サイトを訪問するユーザーの性別や年齢、持っているニーズ、どの媒体で情報を得ているかなどを見極め、具体的なターゲット層が明確にできれば、戦略が立てやすくなります。

たとえば、Instagramであれば、20代女性の利用が多く、自社のターゲット層と一致していれば、SNSを活用する場合にInstagram中心での集客が効果的と判断できます。

ターゲットのニーズを捉えるために、SNS投稿やECモールなどの口コミ・レビュー情報を洗い出すのも効果的です。

購入の後押しになる良い口コミを増やす

購入した商品が良いものであれば、口コミで広がり、購入顧客が増えやすくなります。

知り合いから、商品についての良い評判を聞いて、実際に購入したという人は多く、口コミは非常に効果のある集客の方法と言えるでしょう。

もちろん、良い口コミを獲得するためには、顧客満足度の高い商品やサービスの提供が大前提です。その上で、口コミを集めやすくするために、クーポン施策などを行い、口コミを書きたいと思う環境を作りましょう。

ECモールを利用し、複数の店舗を運営する

自社での集客は、当然自社で行わなければならず、うまくいかなければ赤字に陥ります。

そういった時に取り入れるといいのが、ECモールの利用です。Amazon、楽天市場などの規模の大きなECモールであれば、利用者が多数いるため、モールの集客力を活用できます。商品やサービスを多くの人に認知してもらうためにも効果的です。
最近では各モールとのapi連携によって管理を一括化できるツールやサービスもあるので大きな手間をかけなくて気軽にモールを開設することも可能です。

ただECモールばかりになってしまうと、サイトのデザインなどで制限があり、リピーターやファンを獲得しにくいデメリットがあります。

ECモールで得た収益を活用し、自社サイトの育成にも力を入れましょう。

商品に関する情報を充実させる

ECサイトは商品販売のためのサイトです。

商品説明や使い方、ブランドのストーリーなどを、記事や動画のようなコンテンツで紹介し、ターゲットがECサイトに訪問したくなるような情報を充実させましょう。

商品ページだけでは、特徴や魅力を伝えきるのは非常に難しいです。

そこで、商品の詳細な情報やストーリーを記事や動画で紹介し、訪問者の購買意欲を高めましょう。

ECサイトと実店舗を連携させる

実店舗とECサイトの両方を運営しているなら、ECサイトと実店舗を連携させ、両方からの集客を狙いましょう。

「オムニチャネル」と呼ばれる戦略で、新規顧客の獲得や販売促進のために取り組む企業が多くなっています。

ポイントをECサイトと店舗両方で貯める・使うことができるようにする、ECサイトでの購入商品を店舗で受け取れるようにするなどさまざまな方法が考えられます。

集客の参考にすべきECサイト事例3選

集客の参考になるECサイトを3つ紹介します。

カメラのキタムラ

カメラのキタムラ

カメラのキタムラ

カメラのキタムラでは各カメラの使い方のYoutube動画を商品ページで見ることができます。

Youtube側にも商品ページに直接飛べるリンクが貼られており、Youtube側からの顧客流入が期待できます。

石けん百貨

石けん百貨

石けん百貨は、石けんや洗剤などについての基本的な情報や使い方、知識など情報コンテンツが充実しています。販売ページにも使い方や「スタッフのひとこと」での商品紹介など随所に工夫が見られます。

ホームセンター コメリ

コメリドットコム

コメリはDIY商品、園芸商品など様々な商品を扱うホームセンターです。商品カテゴリが細かくわかれており、商品の選び方、ノウハウなどの情報の掲載もあります。

Shopifyでの集客強化には「まるっと集客」

まるっと集客

ShopifyでECサイトを運営されている場合は、ハックルベリーのアプリ「まるっと集客」がおすすめです。

固定費がゼロ、完全成果報酬型のため、ノーリスクでの集客が実現できます。

GoogleやYahoo!広告、Instagram、Facebook、LINEショッピングなどに広告が掲載され、クリック課金の広告も成果報酬です。

クリック課金を含む広告の赤字リスクがなく、導入も非常に簡単。Shopify Plusにするか、有料アプリを使わないと設置しづらいGTMのタグも無料で設置ができます。

 

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ターゲットや商材に合わせた集客方法の選定が重要

当記事では、ECサイトの集客方法について解説してきました。

ぜひ今回紹介した、新規・リピーターを獲得するための集客方法を試してみてください。

ターゲット層、ECサイトの運営目的に合わせて、どのSNSを使うかを決定したり、コンテンツを充実させたりしつつ、常にユーザーの満足度が高いECサイト作りを意識して改善し、集客の増加を狙いましょう。

もし、Shopifyストアを運営されている場合は、「まるっと集客」での集客方法も非常に有効です。

赤字リスクがない成果報酬型のため導入しやすく、日本人による丁寧なサポートも受けられます。

ぜひ選択肢のひとつに入れていただき、気になる方は一度問い合わせてみてください。