ECサイトを運営している方の中には、クーポンを利用したいと考えている方も多いと思います。上手にクーポンを設定することで、ECサイトの購買率アップが見込めます。
ECサイトにクーポンを導入する手段はたくさんありますが、特に「Shopify」がおすすめです。なぜなら、Shopifyは簡単にクーポンを設定できるからです。また、目的別やターゲット層に応じて細かくクーポンを設定できるので、効率的にECサイトの購買率を上げられます。今回は、そんなShopifyのクーポン機能について詳しく解説していきます。
クーポン機能とは?
クーポン機能は、ECサイト上ではディスカウントコードとも呼ばれています。クーポンやディスカウントコードとは、いわゆる割引券のことです。お客さんがある特定のコードを入力すると、商品の割引や送料無料などのサービスを受けられるシステムになります。ECサイトの運営側は、このクーポン機能を上手く利用することで購買率を上げて利益を増やせる可能性があります。
Shopifyのクーポン機能の特徴
Shopifyのクーポン機能の特徴は、特定の商品やお客さんごとにクーポンを設定できることです。たとえば、在庫がたくさん余っている商品だけにクーポンを適用させて購入を促したり、誕生日のお客さんだけにクーポンを発行したりできます。このように、目的別やターゲット層に合わせてクーポンを発行できるのはShopifyの強みです。BASEなどでもクーポン発行はできるのですが、ショップ全体に反映されてしまうので使いづらいです。
クーポンの使い方例
では、Shopifyではどのようなクーポンを使えるのでしょうか?ここでは、Shopifyでできるクーポンの使い方の例をあげていきます。
初回購入限定者に向けて発行
「初回購入者は全品20%OFF」など、初回購入者に限定してクーポンを発行する方法があります。このような初回割引クーポンには、新規のお客さんを取り込める力があります。ユーザーを増やしたいときにおすすめです。
限定クーポンで売り上げアップを狙う
「1月が誕生日の方は1,000円引き」「毎月5日は10%OFF」など、限定クーポンで売り上げアップを狙えます。また、期間限定などとうたって購入を促すこともできます。いずれにせよ、クーポン自体に特別感を引き出すことで購買率を上げていきます。
付属品やセット品の値引きで、合わせ買いを狙う
「こちらの商品を購入するともれなく付属品が無料」「2つ以上購入のお客さん限定でもう1商品が無料」など、セット品の値引きで合わせ買いを狙う方法もあります。ひとり当たりの購入単価を上げられるので、
次回購入クーポンでリピートを狙う
「次回のお買い物が30%OFF」など、次回購入クーポンでリピーターを増やすこともできます。自分のECサイトのユーザーが増えるので、安定した利益に結びつきます。
商品のターゲットが使いたくなるようなクーポン戦略をしよう
Shopifyでは、お客さんが使いたくなるようなクーポン戦略を練っていくことが大切です。たとえば、リピーターに対して初回購入者限定クーポンを発行しても意味がありません。反対に、初回購入者限定クーポンばかりを発行していても、一時的にお客さんが増えるだけでリピーターを増やすことはできません。このように、お客さんの段階に応じてクーポンを発行していくことが、売り上げの向上につながります。
Shopifyで発行できるクーポン4タイプ
Shopifyで発行できるクーポンは4タイプあります。1つ目はパーセンテージで、「購入金額の10%OFF」などというクーポンの形式です。2つ目は定額制で、「購入金額から500円引き」など一律の値引きをするクーポンの形式です。3つ目は送料無料になります。「5,000円以上のお買い物で送料無料」といった設定ができます。最後は、BuyXgetYというクーポン形式です。これは、Xという商品を買うとYという商品が無料になったり割引になったりするという仕組みのクーポンです。
クーポンの発行はディスカウントから設定
Shopifyのクーポン設定はいたってシンプル。初心者でも簡単に設定できます。Shopifyにログインして管理画面に移動したら、左側に表示されている「ディスカウント」をクリック。すると、ディスカウントコードの設定画面に移動するので、続けて「ディスカウントを作成」をクリック。これでディスカウントコードの作成画面に移れたので、後はクーポンを作成していくだけです。
まとめ
Shopifyのクーポン機能を上手く使いこなせれば、ECサイトの売り上げアップにつながります。しかし、使い方を間違えると購買率の低下やブランドイメージの低下にもつながってしまいます。徹底的にクーポン戦略を練って、Shopifyを利用していきましょう!
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