こんにちは。
巷にEC店舗運用でLINEを使う情報が溢れていますね。ただ現状は、それを整理して解説されておらず、色々ひっくるめて「LINEで集客」と銘打たれているなぁ、と思っていたので、LINEを使った各種の集客/販促方法を三つに分けて解説します。
LINEは、色々なサービスがあり、色んな事ができるので混乱しがちですが、この記事を読めばEC店舗集客に使う三つは網羅できます!
「内容は良いから、リスク低くLINEに商品告知を出せるならひとまず使ってみたい」という方はこちらからインストールが可能です。
この記事でわかること
・「LINE集客」を構成する3サービスの説明
・「LINE集客」3サービスの比較表とおすすめ
・カンタン、オトクな出稿方法へのリンク
こんなことがわかる内容を書きました。
この記事でわかるのは、Shopifyで活用すべきLINEでの集客方法とそれぞれのメリットについてです。
記事を通して、Shopifyを利用してLINE集客を検討する際の情報がわかり、ShopifyストアさんやShopifyストアを支援する代理店さんや構築ベンダーさんが最も気になる集客/売上向上に関する情報が満載となっております。
ぜひ記事の最後まで読んでいただきお仕事の参考にしてみてください。
「LINE集客」と言われているサービス3つの大別
Shopifyだけでなく、ECを運営する方々は、皆さん「LINEを活用して集客を行うこと」に興味がない方は、ほぼいないのではないでしょうか?
これは、LINEが日本人の殆どと接点があり、毎日何かしら触れるSNS兼メディアであるからに他なりません。
ただ、自社ECでLINEを有効活用しようと考え調べ始めると、色々な情報が書いてあるので混乱する方もいらっしゃると思うので整理しました。
ECにおいて、LINEを活用しようと思うときに実際に使うLINEグループのサービスは、下記3つになります。
1. LINE公式アカウント
2. LINE広告
3. LINEショッピングアフィリエイト
今回はこの3つを一つづつ解説します。
「LINE集客」を構成する3サービスの説明
まずは、3つの集客方法に共通するLINEをECにおいて活用するメリット/デメリットを整理していきたいと思います。
1. ユーザー数:8600万人(MAU)へのリーチ
2. 情報伝達力:親和性の高い画面へ出る
3. 拡散力:SNSには劣る
この3つです。
LINEのユーザー数
LINE Business Guide 2020年7月-12月期より引用
まず1つ目の「ユーザー数」、これは言わずもがなですね。
日本の人口の約7割ものユーザーがLINEをアクティブに使っています。
アカウント数だけだともっとあるかもしれません。
LINEの情報伝達力
LINE Business Guide 2020年7月-12月期より引用
2つ目の「情報伝達力」に関しては、LINEは、NEWS、マンガ、ショッピング等の幅広いサービスを展開しています。
その為、各種サービスと親和性の高いユーザー情報に対して、メディアと言う意味でもオーディエンスマッチングという意味でも「求めている人に求めている情報を」という観点でかなり精度が高い情報伝達が可能です。
自分が求めている情報が届けられるので、嬉しいですよね。
LINEの拡散力
最後に、3つ目の「拡散力」は、Twitter等のSNSに比べると落ちます。
これはLINEが親和性の高いグループ間で使うものでTwitterなどの用に不特定多数に対して発信したり拡散したりするものではないからでしょう。
さて、ではLINE集客3つの方法を一つづつ解説していきます。
① LINE公式アカウント
LINE Business Guide 2020年7月-12月期より引用
これが一番webで「LINE集客」と検索すると出てくる方法ですね。
無料で作れるLINE公式アカウントを使って、そのアカウントに既存顧客や見込み顧客の登録を促し、登録してくれたユーザーに継続的に情報配信をすることで購買を迷っている方に購買促進をしたり、ファンへのリピート購買を促進する使い方が主です。
これは、「メルマガ」とほぼ同じ構造です。
メルマガの進化版と言ってもいいかもしれませんね。
なので、厳密に言うと「新規集客」とは違います。
ある程度、自社店舗/ブランドと、何らかの接点があるお客様への施策です。
ですので、用途に合えば大活躍ですが、新規顧客へのリーチや獲得を目指している場合は、②以降のLINE活用の方が良いかもしれません。
LINE公式アカウントのまとめ
- 目的:CRM(集客ではない)
- LINEで集客!というブログでよく見かけますが集客ではない
- 機能
- 配信(メルマガのようなもの)
- チャット(インタラクティブコミュニケーション)
- 審査
- アカウントは基本LINEアカウントがあれば作れる
- まとめ
- 既存の顧客基盤を持っている会社が深く顧客リレーションを創りコミュニケーションする基盤
- CRM用途にハマると有効活用
- 新規顧客の獲得方法ではない
② LINE広告
LINE for Business より引用
これは、読んで字のごとくですが、LINEが持つ多くのメディアの面に広告費を払って広告を掲載する商品です。
最近LINEを友だちとしているとトーク画面に横長のバナー広告が出ると思いますが、代表的な面はあそこです。(上記画像Smart Channel参照)
他にもLINE NEWS、LINEマンガ等の面にバナーやスクエア型のような様々な形で広告が出ます。
まさに集客手法の代表的な手法で、新規顧客の獲得に使えます。
ただ、LINEの出稿面は、審査が広告面の中でも厳しめなので何でも出せるわけではなく、更に広告なのでCPC(クリック課金)の部分に注意が必要です。
クリック課金分は、必ずしも売上につながるわけではないので、広告上級者でないとコストパフォーマンスが悪く赤字になる恐れもあります。
LINE広告のまとめ
- 目的:LINE面からの集客
- 機能
- 出稿メディア:LINEトークの上にあるバナー、LINENEWS、LINEマンガ等
- 属性ターゲティング等でマッチング
- クリエイティブ:広告形式
- 課金体系:CPC(クリック課金)
- 審査
- 審査は厳しく開始までに期間がかかることも
- まとめ
- 幅広いLINE関連メディアに出せる
- 審査は厳しめなので何でも出せるわけではない
- CPCなので売上につながらない恐れもある
③ LINEショッピングアフィリエイト
2020年2月から新しく追加された集客方法です。
LINEショッピングの商品/店舗掲載面に、「商品掲載」の形で商品が掲載され新規顧客にリーチできます。
また、モールではないので、決済自体は、自社サイト(ShopifyECならShopify)の商品ページに飛んでくるので、管理も楽です。
お客様に「広告」と思われずに「掲載されている商品」の形で自社の商品を訴求できます。
更には、CPA(売上に対する成果報酬課金)なので、②だと広告費が高騰し、赤字になってしまう恐れもあるのと比較すると、かなり魅力的です。
また、②と同様にLINEのメディアは掲載基準が厳しいかつ面倒なのですが、Shopifyアプリ「アフィリエイト連携」経由でおこなうと、この審査が限りなく簡単(約1/10程度)になります。
今、ShopifyでECをやっていてLINE集客に興味がある場合はこれが一番おすすめです。
LINEショッピングアフィリエイトのまとめ
- 目的:LINE面からの集客
- 機能
- 出稿メディア:LINEショッピング、LINEサーチ
- クリエイティブ:商品掲載形式
- 課金体系:CPA(売上に対する成果報酬課金)
- 審査
- 審査は厳しいが、Shopifyアプリ「アフィリエイト連携」経由だと軽い
- まとめ
- LINE関連のショピングメディアにピンポイントで出せる
- 通常厳しい審査もShopifyアプリ利用でライトになる
- CPAなのでLINEメディアに出しても膨大な広告費になるリスクが低い
「LINE集客」3サービスの比較表とおすすめ
まとめると上記の図のようになりますね。
まずは「LINEショッピングアフィリエイト」がおすすめです。
Shopifyでこれを実施しようと思うと、「アフィリエイト連携」アプリを店舗にインストールして実施するのがカンタンでお得です。
申込方法を解説した記事は下記なので、下記リンクの記事から手順を確認しながらやってみてください。
「うちの商品はLINEショッピングに合うのかなあ?」
といった方向けの、LINEショッピング向きの商品解説も記事内に書かれていますので、参考にしてみてください。
まとめ
この様に、LINEショッピングアフィリエイト連携可能なShopifyアプリ「アフィリエイト連携」のインストールはこちらからできますので、Shopifyストアさんは、是非利用してみてください。
また、「アフィリエイト連携」を運営している、株式会社ハックルベリーは、Shopify構築ベンダーさんや広告代理店さん向けに、Shopifyの集客ツールのレクチャーやアライアンスも行っておりますので、ご興味ある構築会社/代理店さんはこちらからお問い合わせいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ShopifyでEC運営を始めてみて「なかなか集客できない」「そもそも何をすればいいかわからない」というお悩みを抱えている方には、成果報酬でEC集客のプロがEC運営をサポートする集客ブースターがおすすめです。
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