fbpx

ECサイトの改善ポイントを3つ紹介 成功事例や具体的な施策も解説

ECサイトをいざ始めたものの、集客や売上、ぶつかる壁は多く存在します。しかし、思いついた対策をとりあえず実行しても確実な効果は期待できず、悪戦苦闘している担当者もいることでしょう。

「どこを改善すればいいのか」「そもそも改善点を見つける方法はあるのか」、ECサイトの運営自体を諦めるべきか悩むこともあるかもしれません。

本記事では、ECサイトを改善し、売上を伸ばすためのポイントを3つに絞って紹介します。また、改善に成功した事例や、具体的な施策も徹底解説。

本記事を読めば、ECサイトの課題を見極められ、改善に成功して売上アップ間違いなし! ぜひ最後までご覧ください。

ECサイトの改善施策をポイントごとに紹介!

まずは、ECサイトの改善すべきポイントとそれぞれの改善施策を7つ紹介します。ECサイトは、ただ商品を掲載しておけば勝手にユーザーが集まるという訳ではありません。本記事をご覧になっている皆さんも、今まさにECサイト改善に向けて、動き出そうとしていることでしょう。

大切なのは、ポイントを見極めて対策を講じていくことです。改善方法はさまざまですが、自社のECサイトの現状から当てはまる箇所を改善しましょう。

ECサイトへのアクセスを増やす

ECサイトの新規ユーザーを増やすには、流入経路の見直しが必要です。例えば、オーガニック検索からの流入が多い場合は、SEO対策に力を入れ、広告からの流入が多い場合は広告の増加を検討するなど、それぞれ適切な改善方針を立てましょう。

すでにSEO対策やWeb広告を実施している場合は、対策キーワードの量を増やす、使用媒体を広げるなどの手段もおすすめです。

商品画像・商品情報をわかりやすくする

商品画像や商品情報が不足していると、イメージが湧かず、購入に至らないユーザーは多数います。例えば、商品画像はあらゆる角度から用意し、商品の肌触りや使用感、色合いなどを細かく掲載しましょう。

また、商品説明の文章をブラッシュアップすることも大切です。見出しやコピーで商品の良さを伝えるようにし、説明文はシンプルで読みやすくなるように注意しましょう。

購入動線を確認する

ユーザーは、購入したい商品を簡単に見つけられないなど、わかりにくいサイトだと感じると離脱しやすくなります。そのため、ECサイトを改善する際には、ユーザー目線で操作がしやすく、見やすいサイト構成に変更しなければなりません。

例えば、キーワードやカテゴリーを活用して商品検索が簡単にできるようにしたり、購入ボタンを分かりやすい位置に配置し、目立たせたりしましょう。

サイト速度を速くする

ECサイトの表示が遅い場合、ユーザーは離脱しやすくなります。無駄な離脱を避けるためにも、サイトの速度を最大限高速化しましょう。

一般的に、ページの表示に3秒以上かかると、離脱率が高まるとされています。例えば、画像の最適化と圧縮、キャッシュの活用、不要なプラグインやスクリプトの削除をし、シンプルなサイト構造とデザインを採用するのがおすすめです。

決済機能を増やす

決済手段の選択は世代、年齢などによって異なります。そのため、できるだけ多くの決済方法に対応し、ユーザーが「望む決済方法に対応していない」という理由で離脱しないようにするべきです。

クレジットカード決済やコンビニ決済、代引き、キャリア決済、スマホ決済など、適切な選択肢を提供しましょう。

ただし、決済方法を増やすと、手数料やコストが増加する可能性があるため、注意が必要です。

客単価を上げる

ユーザー1人あたりの購入額を増やすことで、売上を伸ばせます。例えば、アップセルやクロスセルが有効です。

アップセルは、ユーザーにより高額な商品やグレードの高い商品を提案することで、客単価を向上させる方法です。商品ページに関連商品の表示を出したり、レコメンド機能を活用することで、ユーザー数を伸ばすことなく効果が見込めます。

クロスセルは、ユーザーが過去に購入した商品や関連性の高い商品を提案することで、追加の購買を促すことが可能です。

信頼を得られるECサイトにする

ECサイトでは商品を直接見られないため、ユーザーにとって信頼できるかどうかも購買の判断材料となります。会社情報や商品レビュー、お客様の声などを掲載し、お問い合わせページやチャットボットの導入も効果的です。

また、商品のデメリットも正直に紹介しましょう。実際の事例や口コミも掲載することで、ユーザーの信頼を得られます。

ECサイトの改善はPDCAが大事

ECサイトの改善は、現在のECサイトを分析して課題を発見し、課題を解決するための改善計画を立てて実行します。しかし、実際には、初期はある程度意識するものの、運用を続けていくに従い、徐々に目の前の「数値」のみにとらわれてしまうことも多いでしょう。

課題設定、改善、検証というPDCAサイクルを回すことで、課題を正確に把握し、絶え間ない改善が可能です。以下を参考に、売上を増やしていくための試みを続けていきましょう。

【Plan(計画)】課題を見つける

まずは、理想と現状とのギャップを分析し、課題を明確にします。Googleアナリティクスなどのツールを活用し、ECサイトの現状を数値データを通じて把握しましょう。

また、なぜその課題を解決しなければならないのか、改善することによってどのような状態にしたいのかを考えます。この段階では、理想を明確にイメージすることが重要です。

【Do(実行)】施策を実行する

次に、現状の課題に対する改善施策を立て、実行します。集客が不足している場合にはSEO対策の強化や広告活動の強化、CVRが低い場合にはUI/UXの改善やカート周りの見直しなどが挙げられます。ECサイト改善に向けての施策」で紹介したような施策に取り組むのも良いでしょう。

大きな施策を1つやるよりも、小さな施策を複数用意し、少しずつ改善していくのがおすすめです。

【Check(評価)】改善施策を効果測定する

施策を実行した後は、実施した施策によって以前の数値からどの程度進捗したのか、改善して良くなっているのか、悪くなっているのかを評価します。例えば、PV、CV、CVRなどの項目を効果測定の指標として使用しましょう。

また、目標を達成できなかった場合には、なぜその結果になったのかを検証することも重要です。

【Action(改善)】新たな課題に合わせて次の施策を立案

効果測定の結果をもとに新たな施策を立案し、改善に向けて行動を起こしましょう。評価だけで満足せず、次の施策を立案することによってさらなる改善が実現されます。

良かった施策については引き続き実行したり、さらに強化したりするための施策を考えるべきです。そのためには、目標や課題を見直し、新たな目標を設定する必要があります。

一方で、悪かった施策については、その改善や異なる施策を立案しなければなりません。Checkの段階で出た改善点を意識し、Planで定めた目的や目標に向かって、どのように改善すれば達成につながるかを決定します。

ECサイトの改善成功事例

ここまで、ECサイトの課題発見の方法や、改善すべきポイントとそれぞれの改善施策を確認しました。しかし、改善に取り組むには幅広い知識やツールを活用する必要があり、難易度が高いと感じた人も多いでしょう。

そのような場合には、ECサイトの改善を支援してくれる企業の力を借りるのも選択肢の一つです。ここからは、実際に改善支援を受け、成功した事例を紹介します。

【VANACCI】「アフィリエイト連携」アプリ等の導入により1ヶ月で売り上げが8倍

vanacci

NANACCI公式HP

こちらの企業では、Shopifyアプリ「アフィリエイト連携」「LINEショッピング連携」「タイムライン広告」を導入したことにより、サイト訪問者は前月比約2倍、売上は8倍と集客に関して大きく成果を上げました。

「アフィリエイト連携」は成果報酬型でリスクが少なく、一度申し込めば運用にほとんど手間がかからない点が魅力的です。

こちらで導入したようなアフィリエイト連携や、広告での集客強化は、ECサイトの改善で初めに思いつく人も多いはず。しかし基本的に全ての業務を1人で進めているような小規模の事業者にとっては導入のハードルが高いですよね。

こちらのアプリを利用することで、エンジニアも必要なく、通常は2週間かかる各種タグ導入がボタン一つで可能です。

【よさこい鰹】「All in gift」の導入によりギフトを利用してくださるお客様が増加

よさこい鰹

よさこい鰹公式HP

こちらの企業では、Shopifyアプリ「All in gift」を導入したことにより、これまでよりも気軽にギフトを利用するユーザーが増えました。「All in gift」は通常のギフトはもちろん、eギフトにも対応したアプリです。

こちらを使用すると、プレゼントを受け取る側が配送日時を指定できるため、贈る側も、運用者側も手間が省けるのがありがたいですね。

また、ギフトを受け取った人は、必ず商品やブランドの存在を認識することになり、ギフトを贈った人から受け取った人へと認知が広がります。受け取った人が新規ユーザーとなる可能性も。

さらに、こちらを導入すれば、eギフトとして受け取った人が、閲覧する受け取りページとサンクスページを自社仕様にカスタマイズすることも可能です。ギフトを受け取った方を次のユーザーへとつなげ、ECサイトへアクセスするきっかけにもなりやすいでしょう。

 

All in giftストアページはこちら!

まとめ

本記事では、ECサイトを改善するにあたってのポイントを7点紹介しました。課題発見の流れや、具体的な成功事例もあわせて確認したことで、より自社サイトの売上アップまでの道のりをイメージできたのではないでしょうか。

自分たちでECサイトを改善するのは時間と手間がかかり、うまくいくか不安……という方には「株式会社ハックルベリー」の活用がおすすめです。

今回成功事例として紹介した2社も、ShopfyでECサイトを運営し、株式会社ハックルベリーによる支援を受け、見事改善に成功しています。

本記事を参考にすれば、ECサイトが改善され、さらに売上アップが見込めます。皆さんのECサイトがより良く進化し、ユーザーが満足できるものとなることを祈っています。

株式会社ハックルベリー公式HPはこちら