主なアップデート内容
1. Shopifyの所有権移管の簡素化
Shopifyの所有権の移管が簡単になりました。これまではShopify側に問い合わせをして移管手続きを進める必要がありましたが、より柔軟に店舗側で権限管理がしやすくなりました。
会社単位でECサイトを運営している場合、人事変更などで担当が変更になることは多々あると思います。そんな時にアカウントの権限整理が便利になりました。
2. ジオロケーションアプリの削除と機能統合
“ジオロケーションアプリ”が2024年12月1日に削除され、基本機能に統合されます。
これにより、国別のサイト切り替えやリダイレクト設定が「設定マーケット環境設定」からアプリ内で設定する必要がありましたが、直接可能になります。
ただし、EUでは自動リダイレクトが制限されてます。そのため、サードパーティアプリを経由する必要があるため、注意が必要です。
3. 一律配送設定プレビューが見れるようになりました
一律配送設定のプレビューが表示しやすくなりました。
これまで配送設定のプレビュー表示は面倒でしたが、設定やカスタム名、説明文などが事前に確認しやすくなりました。
4. “Checkout Extensibility”への移管が簡単になりました
“Checkout Extensibility”への移管がより容易になりました。
特にShopify Plusの店舗において、カスタマイズされたCheckout Liquidの箇所を特定することが難しかった問題を、ShopifyのAIがサポートする形で解決します。
shopify自体がどんどんアップデートがあるため、カスタマイズ箇所を探すのが大変でしたが、今回AIが自動的に特定し、レポートを吐き出すようになりました。
これにより、移管作業が大幅に簡単になります。
まとめ
今回はShopifyの重要な4つのアップデートをご紹介しました。