2024年6月25日、Shopifyより「Shopify Summer ‘24 Eiditon」が発表されました。
新たに150種類以上の機能・製品アップデートがリリースされ、Shopifyはより進化したECプラットフォームとなりました。
あまりに多すぎるアップデートに、
「アップデートが多すぎてついていけない」
「誰か分かりやすく解説してほしい」
と思っている方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、Eiditonで発表された以下の新機能について、分かりやすく解説します。
Shopifyの管理画面から広告パフォーマンスが確認可能に!
「Shopify Summer ‘24 Eiditon」にて、ストア分析機能の強化がリリースされました。
Shopifyの管理画面内で、広告のパフォーマンスデータを確認することができるようになりました。
これにより、GoogleやTikTokをはじめとする重要なチャネルの広告指標を比較・管理することができます。
Shopify内で数値確認が完結するので、打ち手・アクションを行いやすくなりました。
Eiditon特設ページでは画面のデモが公開されています。
デモ画面では、以下のチャネルの実績が表示されていることがわかります。
- TikTok
- Snapchat
- Shopify Email
それぞれ、売上、セッション数、注文数、CVR(コンバージョンレート)、ROAS(広告費用対効果)、CTR(クリック率)、CPA(獲得コスト)を見ることができます。
各チャネルごとに数字を比較できるので、打ち手を考えやすくなりました。
広告施策を行っている企業にとっては、とても便利な機能ですね。
Shopifyと相性のいい広告まとめ
Shopifyストアの売上を伸ばしていくためには、広告施策を上手く取り入れていくことが重要です。
ここでは、Shopifyストアと相性のいい広告をいくつか紹介します。
Google広告
Shopifyアプリストアで公開されている「Google & YouTube」を入れることで、ShopifyとGoogleアカウントを接続することができます。
【参考】Google & YouTube – Shopifyヘルプページ
ストアを Google Merchant Center と連携することで、Google サービス上で商品を宣伝することができます。
商品の宣伝は無料でも行うことができるので、Shopifyストアを運営している方は是非導入を検討しましょう。
Google & YouTubeアプリの基本機能は次の通りです。
・ストアを Google Merchant Center と連携し、あらゆる Google サービス上で商品を表示
・Google AI 仕込みの P-MAX を活用した広告キャンペーンを展開
・ストアを YouTube と連携させて、視聴者が動画や番組サポートを購入できる体制づくり
・Google アナリティクスの分析データで E コマースのカスタマージャーニーを把握
・Shopify の製品情報と同期させて、セール、配送、売り上げの各種情報を Google で表示
Facebook広告/Instagram広告
Shopifyストアの販売チャネルに、Facebook と Instagram を追加することでビジネスを拡大できます。
Facebookアカウントおよび、Instagramアカウントとストアを連携することで、ショッピング機能も使うことができます。
【参考】Facebook & Instagram – Shopifyヘルプページ
Shopifyストアのデータは自動的に商品カタログに同期されるので、広告やショッピング可能なコンテンツを簡単に作成できます。
無料で販路を拡大できるので、Shopifyストアを運営している方は是非導入を検討しましょう。
ただ、Facebookショップ、Instagramショップには審査があります。
アカウント運用歴が短い場合などは審査に通らず、ショップ開設ができないケースがあります。
Pinterest広告
「Pinterestアプリ」をインストールすることで、約4.5億人のPinterestユーザーにアプローチができます。
プロダクトピンの公開、商品カタログの自動同期、Pinterestタグを使ったパフォーマンス追跡などが可能になります。
条件はありますが、Pinterestのショッピング機能を使うことで販路の拡大もできます。
主な機能は次の通りです。
・あなたの商品カタログをアップロードして、ほぼリアルタイムで更新できます
・商品カタログを Pinterest ユーザーの目に留まる場所にオーガニックに提供します
・Pinterest タグでコンバージョンを追跡し、詳しい商品データを確認できます
・ショッピングアドで商品をプロモートしてお客様にリーチできます
・Pinterest で初めて広告キャンペーンを実施する際には、$100 米ドルの広告クレジットが提供されます
Shopify Emailによるマーケティング
【参考】Shopify メール – Shopifyヘルプページ
Shopify Emailを使うことで、メールアプローチを最適化できます。
クーポン付きのウェルカムメールから、カートに放置された商品についてのリマインダーまで、状況に適したメールを簡単に作成できます。
メール本文はビジュアルエディターで作成可能なので、コーディング知識がなくても安心です。
メールテンプレートも複数あるため、メールマガジンの作成工数も削減できます。
主な機能は次の通りです。
・Shopifyから直接、お客様セグメントにストアブランドのメールを送信
・商品、セール、再入荷、ホリデー、イベントなど多種多様なメールテンプレートあり
・件名、プレビュー、本文にお客様の名前を使ってパーソナライズ
・お客様がメールから直接商品を購入するように促せる
・クリック率、カートに入れた商品、購入などの結果追跡
まとめ
2024年6月25日の「Shopify Summer ‘24 Eiditon」では、新たに150種類以上の機能・製品アップデートがリリースされました。
今回は数ある新機能の中から以下について解説しました。
Shopifyの最新情報をキャッチアップして、自社の事業をグロースさせましょう。
なお、150種類以上のすべての機能・製品アップデートは以下より確認できます。
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